開催期間:2018年3月20日(火)~2018年5月20日(日)
明治時代、政府は殖産興業や輸出振興政策を推進。
1873年のウィーン万国博覧会への参加をきっかけに日本の工芸品への関心が世界的に高まりました。
本展では、当時の技術力を結集して作り出した工芸品の数々と共に、工芸図案などを描いた日本画家たちの作品など、明治の美術品を一堂に展観します。
1868年、明治時代に入ると、政府主導のもと殖産産業や輸出振興政策が推進され、
1873(明治6)年のウィーン万国博覧会へ日本政府が正式に参加することで、日本の工芸品への関心が世界的に高まることになりました。
これを受けて政府は工芸意匠集『温知図録』を制作するなど、国家戦略として工芸図案に力を注ぎました。
また京都では錦光山宗兵衛や帯山与兵衛らが輸出用陶器の生産に舵を切ると同時に、地場産業の振興を目的の一つとして京都府画学校が設立され、多くの日本画家が工芸図案制作に携わることで、時代に即した図案の研究が進められました。
本展では、明治の工芸図案とともに、工芸品や工芸図案を描いた日本画家たちの作品など、明治の美術品を一堂に展示いたします。
◆講演会「明治の日本画家」
日時:4月7日(土)午後2時~3時
講師:上村淳之氏(日本芸術院会員・日本画家)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:先着100名(当日午前10時より1階受付にて整理券を配布します)
◆講演会「明治工芸に魅せられて」
日時:4月28日(土)午後2時~3時30分
講師:村田理如氏(清水三年坂美術館長)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:先着100名(当日午前10時より1階受付にて整理券を配布します)
◆感覚をひらくワークショップ「てくてく、くんくん in 岡崎」
琵琶湖疏水の建設で大きく変貌をとげた岡崎地域。
耳で、鼻で、「明治」を感じてみませんか?
日時:5月13日(日)午前・午後の2回開催
※事前申込制
※詳細、申込方法は京都国立近代美術館HPでご確認ください。
開催期間 | 2018年3月20日(火)~2018年5月20日(日) |
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時間 | 午前9時30分~午後5時、金曜日と土曜日は午後8時まで(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜日(ただし4月30日は開館) |
会場 | 京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町 |
ホームページ | http://www.momak.go.jp/ |
料金 | 一般1000(800)円、大学生500(400)円 ※かっこ内は前売りと20名以上の団体、金曜日・土曜日の午後5時以降の夜間割引料金、トマト倶楽部会員料金 ※高校生、18歳未満、心身に障がいのある方と付添者1名は無料(要証明) ※前売り券は主要プレイガイド、コンビニエンスストアなどにて3月19日まで販売 ※本料金でコレクション展もご覧いただけます |
お問い合わせ | 075-761-4111 |
主催/後援など | 主催:京都国立近代美術館、京都新聞 特別協力:東京国立博物館 |
備考 | ※会期中、作品の展示替えあり |