開催期間:2016年10月4日(火)~2016年12月4日(日)
超絶技巧と独自の世界感で国内外に多くのファンを魅了する天才画家・伊藤若冲。生誕300年を迎える今年、各地で記念の展覧会等が開催されていますが、本展は、若冲が生まれ育ち、生涯のほとんどを過ごした京都で開催するものです。
伊藤若冲は京都錦小路の青物問屋の長男として、今から300年前の正徳6(1716)年に生まれました。家業のかたわら狩野派、光琳や中国の元代、明代の画法を学び、江戸期では初老といわれた40歳で、家業を弟に譲り絵画の制作に専念しました。そして、寛政12(1800)年に没するまで、写生的、装飾的な花鳥画と斬新なタッチの水墨画によって異色の画風を作り上げました。
本展は、伊藤若冲の生誕300年を機に、若冲の画業を通して、その独自の世界観、優れた作品の数々が、18世紀の京都だからこそ生まれたことを再確認する、京都と伊藤若冲の関わりをひもとく展覧会です。
斬新かつユーモラスな作品のなかに垣間見られる京都の風土や伝統を身近に感じつつ、若冲の世界をお楽しみいただきます。
★記念講演会
10月 8日(土) 「若冲にとって京都とは何か①」 講師:狩野博幸(美術史家・本展監修者) 終了
11月 3日(木・祝)「東西の百鳥獣図ー同時代の西洋動物画を通して若冲を見るー」 講師:潮江宏三(京都市美術館長) 終了
11月12日(土) 「若冲にとって京都とは何か②」 講師:狩野博幸(美術史家・本展監修者) 終了
※いずれも14時~15時30分、会場は京都市美術館講演室(定員80人)
※参加料無料、ただし本展鑑賞券(半券可)が必要
※当日13時から正面玄関付近で整理券配布
開催期間 | 2016年10月4日(火)~2016年12月4日(日) |
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時間 | 午前9時~午後5時 ※10月8日(土)、9日(日)は午後7時まで ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日(10月10日(月・祝)は開館) |
会場 | 京都市美術館 |
ホームページ | http://www.mbs.jp/jakuchu-kyoto/ |
料金 | 一般1200円(1000円)、高大生1000円(800円)、小中生500円(300円) ※かっこ内は20名以上の団体料金 ※障害者手帳等をご提示の方と介助の方1名は無料 ※小中生は土日祝 無料 |
お問い合わせ | 展覧会事務局 電話:06-4950-7555 |
主催/後援など | 主催:京都市美術館(京都市)、MBS、京都新聞 後援:京都府、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都商工会議所、 京都市観光協会、京都文化交流コンベンションビューロー 協力:相国寺承天閣美術館、大日本印刷、京都錦市場商店街振興組合、 財団ハタステフティング 監修:狩野博幸(美術史家) |