開催期間:2017年3月24日(金)~2017年4月21日(金)
「漢字」は、中国文明の中で生まれた古代文字でありながら、誕生以来3000年の長きにわたって、人々に愛され使われ続けています。その時代に最もふさわしい形で表現され、読みやすさや書きやすさ、そして美しさを模索され発展してきた、世界で唯一の文字です。
トップ写真:鎧甲武士陶俑 秦時代 秦始皇帝陵博物院蔵
本展では最古の漢字といわれる甲骨文字をはじめ、文字の統一を果たした秦時代の漢字、世界初公開の文字の刻まれた兵馬俑など、漢字が記された文物を展観するとともに、漢字を芸術の域にまで高めた王羲之や顔真卿の拓本など歴代の名書作品、歴史上の人物が書いた書作品など、中国の博物館・研究機関17カ所から、国家一級文物21点を含む約110点を出品致します。
漢字の歴史と美の変遷を探るとともに、漢字にまつわるエピソードなどを紹介し、今まで他に類を見ない漢字ワールドを展観いたします。
“歳于中丁”牛胛骨卜辞 商時代 安陽博物館蔵
“鄂君啓”金節(車節) 戦国時代 安徽博物院蔵
秦嶧山刻石拓片 秦時代 西安碑林博物館蔵
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【関連記念講演会】
※本展とは別会場で実施します。別途会場の入館料が必要。詳細は特設公式サイトまで。
※時間:各回とも午後2時~3時30分
※会場:①②④は漢検 漢字博物館・図書館 多目的ホール、③は泉屋博古館
※定員:各回先着順、①②④は120名、③は100名。
①「電子時代の漢字研究」
3月25日(土)
講師:阿辻 哲次氏(京都大大学院教授、本展監修者)
②「北京の暮らしで出会った漢字」
4月1日(土)
講師:加藤 千洋氏(同志社大大学院グローバル・スタディーズ研究科教授)
③「青銅器にあらわれた文字」
4月9日(日)
講師:廣川 守氏(泉屋博古館副館長)
④「書という芸術」
4月15日(土)
講師:中村 伸夫氏(筑波大教授・日本書芸院常務理事)
開催期間 | 2017年3月24日(金)~2017年4月21日(金) |
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時間 | 9時~17時(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜日 |
会場 | 京都市美術館別館 京都市左京区岡崎最勝寺町13番地 |
ホームページ | kanji3000.jp/ |
料金 | 一般1300(1000)円、高・大生1000(800)円、小・中生500(300)円。かっこ内は前売りおよび団体(20人以上)。前売り券はチケットぴあ(コード:768193)にて3月23日まで発売。 |
お問い合わせ | 展覧会事務局=03-5695-7808 |
主催/後援など | 主催:中国文物交流中心、中国人民対外友好協会、日本中国文化交流協会、京都市、京都新聞 後援:外務省、文化庁、中国国家文物局、中国大使館、中国駐大阪総領事館、読売新聞社、日本書芸院、中友国際芸術交流院、中国文化センター、日中協会、人民日報海外版日本月刊 協力:山九、華僑国際、中国国際航空、藤井寺市教育委員会、デザインアーク 協賛:交通銀行東京支店、漢検 漢字博物館・図書館、伸和工業、住友商事 企画:黄山美術社 |