開催期間:2016年2月20日(土)~2016年4月17日(日)
皇族や上級貴族出身の僧侶が住職を務めた門跡寺院・実相院の歴史に迫る「実相院門跡展―幽境の名刹―」を開催します。諸方面から尊崇された寺院ならではの、格式の高さがうかがわれる多彩な資料の数々をお楽しみください。
「床もみじ」や「床みどり」、四季折々に美しい姿を見せる庭園などで知られる洛北・岩倉の名刹、実相院。そこは皇族や上級貴族出身の僧侶が住職を務め、諸方面から尊崇された門跡寺院で、高い格式を誇ったことがうかがえる貴重な資料が多数残されています。
特に「実相院文書」は、門跡寺院の中世から近代に至る歴史を鮮やかに描き出し、歴史資料として極めて高い価値を有しています。中でも足利家から厚い保護を受けていたことなどを伝える鎌倉から桃山時代にかけての文書類は、昨年、京都市文化財に指定されました。
本展ではこのほか「群鶴図襖」や「群仙図襖」など、江戸時代に活躍した狩野派の雄壮な襖絵や杉戸絵、鎌倉時代に造られたと伝わる本尊の木造不動明王立像などを展観。これら多彩な資料を通じて、秘められた門跡寺院の歴史に迫ります。
開催期間 | 2016年2月20日(土)~2016年4月17日(日) |
---|---|
時間 | 午前10時~午後6時 ※金曜日は午後7時30分まで |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館) |
会場 | 京都文化博物館 京都市中京区三条高倉 |
ホームページ | http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/jissoin/ |
料金 | 一般1100円(900円)、高大生700円(500円)、小中生400円(300円) ※かっこ内は前売り、および20名以上の団体料金 |
お問い合わせ | 京都文化博物館 電話:075-222-0888 |
主催/後援など | 主催:京都府、京都文化博物館、京都新聞 後援:(公社)京都府観光協会、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都 特別協力:実相院 |
備考 | 前期展示:2月20日(土)~3月21日(月・振休) 後期展示:3月23日(水)~4月17日(日) |