開催期間:2021年11月6日(土)~2021年12月12日(日)
茶道具には、人と人とを繋ぐ様々な物語が込められています。
泉屋博古館では、住友コレクションの中から、珠玉の名品をご紹介する展覧会を開催します。
茶人によって愛された数々の名品
—————人と人とを繋ぐ茶道具の物語
泉屋博古館に継承された茶道具は歴代の茶人による箱書や好みの裂による仕覆など、大切に受け継がれた思いを垣間見ることができます。
住友コレクションを収集した人物としては、裏千家八代又玄斎一燈好みの道具を集めた5代当主、友昌(1705-1758)、小堀遠州遺愛の茶碗「小井戸茶碗 銘 六地蔵」を収集した十二代友親(1843-1890)、後陽成天皇命銘の茶入「唐物文琳茶入 銘 若草」や後水尾天皇ゆかりの「青磁福寿文香炉」などを収集した十五代友純(号・春翠:1864-1926)が挙げられます。
住友家の宝物として慈しみ伝えられた茶の湯の名品をお楽しみください。
【展示作品の一部をご紹介】
三井家をもてなす茶会で掛けた、秘蔵の歌仙絵
重要文化財 《上畳本三十六歌仙絵切「藤原兼輔」》
詞 伝 藤原為家 絵 伝 藤原信実 鎌倉時代・13世紀
小堀遠州が愛した黄天目
《黄天目茶碗 銘 燕》元時代・14世紀
《唐物文琳茶入 銘 若草》南宋~元時代・13~14世紀
《青磁福寿文香炉》元時代・14世紀
茶室を彩る香合十色
明代陶磁香合各種
野々村仁清《唐物写十九種茶入(仕覆)》江戸時代前期・17世紀
【関連イベント】 ◇講演会 会場:同館講堂 各回14時~15時30分 ◇スライドトーク 会場:同館講堂 各回14時~15時 ②12月5日(日) 竹嶋 康平 氏(泉屋博古館 学芸員) |
同時開催「泉屋ビエンナーレ2021 Re-sonation ひびきあう聲」のページはこちら
開催期間 | 2021年11月6日(土)~2021年12月12日(日) |
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時間 | 10時~17時(入館は16時30分まで) |
休館日 | 月曜日 |
会場 | 住友コレクション 泉屋博古館 京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町24 |
ホームページ | https://sen-oku.or.jp/kyoto/ |
料金 | 一般800円、高大生600円、中学生以下無料 ※障害者手帳ご提示の方は無料 ※本展覧会の入場料で青銅器館・泉屋ビエンナーレ2021もご覧いただけます |
お問い合わせ | 泉屋博古館 電話:075-771-6411(代) |
主催/後援など | 主催:泉屋博古館、日本経済新聞社、京都新聞 後援:京都市、京都市教育委員会、京博連、(公社)京都市観光協会 |
備考 | ※新型コロナウイルス感染症予防のため、予定を変更・中止する場合があります。同館HP、Twitter、Facebook等で最新情報をご確認ください。 |