間仕切りや風よけとして用いられた屛風には絵が描かれ、場を美しく装飾してきました。多くの絵師によってバラエティに富む画題やさまざまな様式で手掛けられた屛風を展覧いたします。
どうぞお楽しみください。
現代美術の最前線で活躍する村上隆の大規模な個展を開催します。本展は、主に海外を中心に活動してきた村上にとって、国内で約8年ぶり、京都では初めての大規模個展となります。
村上が活動初期から深い関心を寄せてきた江戸時代の絵師たちが活躍し、今なお、あらゆる芸能と芸術が息づき交じり合うここ京都を舞台に、新たに描き下ろした超大作をはじめ、代表的なシリーズ、国内初公開となる作品など、大多数が新作となる約170点で構成される新・村上ワールド「村上隆 もののけ 京都」にぜひご期待ください。
七夕、夕暮れから薄暮の頃、それぞれの優しい思いを伝えたい―
コロナ禍、消沈しがちな日々にあって、自分、そして他者にも優しい心を持つことの大切さを、花と音楽を通してお届けいたします。
祇園祭の山鉾巡行は、京都の夏を彩る風物詩として長く親しまれています。舶来の懸装品や美々しい飾金具、そして、故事や伝説の物語を体現した意匠の数々など、多様な装飾品で彩られた絢爛豪華な山鉾の姿は、多くの人びとを魅了してきました。本展では、日本を代表する祭りとして世界に認められた祇園祭の、山鉾を彩る華麗な装飾を紹介します。
祇園祭の展覧会を開催します。
山鉾を飾る希少な懸装品や装飾品等から、京都の祇園祭の全貌が見られます。
さらに、山鉾に込められた物語や歴史、その技術と芸術から、祇園祭の本質に迫ります。
江戸時代後期に京都で活躍した絵師・横山華山。伝統や形式を重んじる諸画派に属さず、自由な画風と筆遣いで人気を博し、その名声は当時日本国内に広がり、また早くから海外でも注目されました。上下巻合計30mの超大作「祇園祭礼図巻」の一挙公開ほか、華山の多彩な画業を系統立てて紹介する初の回顧展をぜひお楽しみください。
会期 2019年7月2日(火)~8月17日(土)【前期:7月2日(火)〜21日(日) 後期:7月23日(火)〜8月17日(土)】
悠久の歴史の中で育まれてきた京都の伝統・文化を学び、継承するために。
京都造形芸術大学では、2019年度春期「京都学」講座を京都市および京都新聞との共催により開講します。これに合わせて市民等の受講生の募集を行います。
1200年の悠久の歴史の中で育まれてきた京都の伝統・文化をより深く学び、継承していくために、「京都で育まれてきた日本の伝統と文化の真髄」をテーマに、京都の各界でご活躍の皆様を講師にお招きし、各々の視点から「京都」の魅力を語っていただきます。
祇園祭では、各町内で鉾や山を建て、宵山の期間に絢爛豪華な姿が披露されます。御朱印はその際、それぞれの山鉾町をたずねた証として授与されます。
後祭宵山期間中の7月21日(金)~23日(日)、スマートフォンから御朱印を無料ダウンロードいただける「山鉾デジタル御朱印」を実施いたします。各山鉾町の近くでスマートフォンからWEBサイトにアクセスすると、GPS機能により御朱印をダウンロードでき、各自で撮影した写真と合成もできるという仕組みです。
祇園祭の思い出に、ぜひご利用ください。