開催期間:2022年8月17日(水)~2022年8月21日(日)
「第40回六轡會篆刻作品展」が開催されています。六轡會からのメッセージを含め展覧会をご紹介します。
「若き力を世に示そう」
「我々の作品を世に問おう」
ごく当たり前の理屈であるが、今思えば、たいそう力みかえって始めたものだ。
「周りの期待はあったのか?」
「ごく少数の一部の方々には!」
そのごく一部の方々の期待に応えんとして、大袈裟に言えば必死でやってきた。が実はこれが中々に楽しく、気が付けば40年が経過。
はてさて、「病、膏肓」。
愈々佳境である。
その快感を慕ってか、我々のもとに集って篆刻をものにしたいという者が随分の数になった。洵に喜ばしい。
本当はそれらの者達全員と一緒に作品発表をやってみたいのだが、現状では叶わない。仕方ない、我々の所属する日本篆刻家協会の理事以上の資格を有する者、という線引きをさせてもらった。
その展示に「鯉鱗」展と命名した。こりゃ洵に厚かましい名である。
諸賢にはどうかご寛容にお願いしたい。17名の鯉鱗が、観者のお力も得て、やがて龍とならんことを希う。
六轡會より
●六轡會
井谷五雲
小 朴圃
真鍋井蛙
●鯉鱗展
畦原小華
出田塘葭
稲垣華扇
今村薫圃
小上玉菡
北田成磊
嵯峨洛山
関 踏青
竹内立女
寺田知了
中林千影
畑間青露
早川聴芬
東尾高岳
古野燕安
松本翠女
松本雅至
(五十音順)
開催期間 | 2022年8月17日(水)~2022年8月21日(日) |
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時間 | 午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで) |
会場 | 京都文化博物館5階 京都市中京区三条高倉 |
お問い合わせ | 075-222-1771(5階直通・会期中のみ) |
主催/後援など | 主催/六轡會 |