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2018年11月6日

「第3回 日本陶磁協会奨励賞 関西展」記念講演会Ⅲ 森野 泰明(陶芸家)× 森 孝一(日本陶磁協会常任理事)「京都のチカラ・京焼の魅力 」

10月27日(土)に続いて、11月3日(土・祝)に第3回 日本陶磁協会奨励賞 関西展 記念講演会が、京セラ美術館2階のプレゼンテーションルームにて開催されました。
記念講演会第3弾は、陶芸家の森野 泰明氏と日本陶磁協会常任理事の森 孝一氏の対談形式で「京都のチカラ・京焼の魅力」という題で開催されました。

仁清、乾山の時代から現在まで、大きな京焼の歴史の流れを多くの作品画像を観ながら解説いただくかたちで対談は進行。
森野氏は、「地方から来る人、様々な技術・道具を入れ込む力を昔から京都が持っていた。そのことが今に続いていて、京焼が常に変貌してきた理由もそこにある。日本画や学者の世界も同様に、他府県からの人々を受け入れることで、常に新しい血とし、京都のチカラとしてきた」とご自身の見解を述べられました。
対談は、「日本の歴史などの背景を持ちながら、現代の空気を吸った若い世代の作家による作品がでてくることを期待しています。」という森野氏の言葉でしめくくられました。

 

こちらでも森野泰明氏の作品が鑑賞できます。ご期待ください。
第30回記念 工芸美術創工会展(2018年11月21日(水)~11月25日(日)、京都文化博物館)