「スポーツで輝く女性たち~京都女性スポーツフェスティバル サン・クロレラ杯参加選手に聞く 2019」vol.12 バスケット

「スポーツで輝く女性たち~京都女性スポーツフェスティバル サン・クロレラ杯参加選手に聞く 2019」vol.12 バスケット

「スポーツで輝く女性たち~京都女性スポーツフェスティバル サン・クロレラ杯参加選手に聞く 2019」
 今回はバスケットボール競技より、昨年オーバーエイジの部で優勝のMarchin'sより林 智子さんです。

 

                
                                体育館でのチーム写真(平成30年9月)
            前列右から2番目が林さん。左隣が林さんの妹さん。


ー 競技の経歴をお教えください。
中学1年生からはじめて、中学・高校・大学、そして実業団リーグで2年です。
 27歳のときに女性連名所属のMarchin'sを結成して、現在に至ります。

 

―主な実績があればお教えください。
中学は、近畿大会出場。高校は、全国高校選抜大会出場。短大では、インカレ準優勝。
 サン・クロレラ杯は10連覇で、家庭婦人連盟全国大会にも出場し、準優勝などしました。
 また、昨年(2018年)の第1回社会人リーグでは、1部リーグで優勝しました。

 

―華々しい戦歴ですね。
―そうでもありませんよ(笑)

 

ーバスケットボールを始められたきっかけは何ですか?
中学1年の入学当時は身長も小さくぽっちゃり体形だったので、身長のびるかな~と軽い気持ちで入部しました(笑)

 

―その通り伸びましたか?
―まあまあですかね。細くなりました^^(笑)

 

―女性スポーツフェスティバルの参加回数は?
おそらく20回ぐらい?フェスティバルにバスケットが参画して2・3回目ぐらいから参加していると思います。

 

―フェスティバルに参加した中で、思い出や印象に残ったことをお聞かせください。
毎年、産休に入る選手や転勤などで人数が減少しながらも、1点差や2点差などの苦しい試合をチーム力で勝ち取り、サン・クロレラ杯で10連覇した事です。

      
      (O-40)全日本社会人O-40バスケットボール選手権大会鹿児島(平成30年11月)
               前列一番右が林さん。左隣が橋本監督。

 

―勉強、家事、子育て、仕事などを行う中で、練習時間や大会参加の時間を確保する苦労は?工夫は?
 また、年齢とともにスポーツに対する思いは変わりましたか?
仕事の都合をつけ家族に支えてもらいながら家事、子育てをしながら練習時間を確保するのは、とても大変でした。
 家族の理解をえられるように、試合や練習にも家族で参加しやすい環境に監督が作ってくれました。
 毎年出場させてもらった全国大会にも家族旅行としていけるように監督が手配してくれ、夏の家族旅行の恒例行事になるほどに。。。
 今は子供たちも大きくなり練習にくる子も少なくなりましたが、数年前まではplayする選手より子供の人数の方が多くいっしょに走りまわってました。
 正直こんな歳までバスケットボールを続けてるなんて思ってもいませんでした(笑)
 若い時のようには動けなくなり、思いどうりにいかないplayも多々ありますが、苦楽を共感した仲間と共にplayできる喜びを感じています。
 20年近く一緒にplayしているので阿吽の呼吸はバッチリです。今は、いかに省エネでplayする事を考えてます。

 

―バスケットボール競技を「観戦」するときのポイントは何でしょうか?
ハンナリーズを観戦してください。迫力のある攻防のplayが見れると思います。

 

―バスケットボール競技を「これからやってみたいな」と思う方にアドバイスはありますか?
ボールとお友達になるとドリブル・パス・シュートが上手になります。

      
           Marchin'sファミリー忘年会(平成29年12月)

 

―最後に2019年大会を終えてご感想など。
残念ながら私は、大会1日目で捻挫をしてしまい試合には出れませんでした。
 そのお陰でベンチからチームを見る事ができ、チーム一丸となって戦う姿勢に感動しました。
 いくつになっても目を輝かせて、ボールを追う姿を誇りに思っています。
 1年でも長くこの仲間でplayし続けたいと思える監督や、チームの仲間に出会えた事に改めて感謝しています。
 ありがとうございました。