「スポーツで輝く女性たち~京都女性スポーツフェスティバル サン・クロレラ杯参加選手に聞く 2019」vol.5 ソフトテニス

「スポーツで輝く女性たち~京都女性スポーツフェスティバル サン・クロレラ杯参加選手に聞く 2019」vol.5 ソフトテニス

「スポーツで輝く女性たち~京都女性スポーツフェスティバル サン・クロレラ杯参加選手に聞く 2019」。今回はソフトテニス競技より、長年に渡り京都だけでなく 全国大会そして海外でもご活躍をされた畠口登美子さんと國松美子さんのペア(所属チーム: 京都レディース EFTクラブ)のお二人に登場いただきます。


國松美子さん(左)、畠口登美子さん(右)

― お二人の競技歴をお教えください。
― 二人とも、中学入学と同時にテニス部に入り、子育て期間の8年ほどのブランクはありますが、以後、現在までずっと続けております。
昭和53年に二人でペアを組み、国体9回出場(準優勝2回、3位2回)、ねんりんピック優勝2回、 全日本選手権(成年の部)優勝、全日本選手権(45歳の部)優勝、全日本レディース個人戦優勝などの戦績があります。団体戦のアジア大会で優勝したこともありますよ。(畠口・國松)


アジア大会優勝のとき


― ソフトテニスを始められたきっかけは何ですか?
― 姉が軟式庭球をしていた影響で始めました(畠口)
― 私は、中学入学と同時に小学校の先生に勧められてクラブ活動として始めました。(國松)
― サン・クロレラ杯にも多く出場いただいてますよね。
― はい。第1回は国体強化選手の合宿で不参加ですが以後二人とも現在まで連続出場しております。(畠口・國松)
― そうですか!では、思い出も多いのではないでしょうか?
― そうですね。フェスティバルクラブ対抗は団体戦で、中々優勝できなかったのですが第5回大会で初優勝が出来たときは嬉しかったです。(國松)
― 私は5年間連続優勝できたこと。あと、開会式で騎手を務めたことですね。(畠口)


フェスティバルクラブ対抗戦 初優勝のとき


― 長い間競技を続けてこられてきた中で、家のことや仕事と、練習や大会参加とのバランスに苦労されたのでは?
― 大会参加や練習時間を作るために早く起きて家事を済ませ、夕食は手早くできる料理を仲間と情報交換をしました。(畠口)
― 家事を手際よくする事で練習時間は確保しました。(國松)

― 年齢とともにスポーツ、ソフトテニスに対する接し方、考え方は変わりましたか?
― 若いときは勝つことに重点を置いていましたが、体と向かい合いながら怪我をしないように長く、楽しくできればいいと思うようになりなした。(國松)
― 年齢と共に、膝の故障等で自身の試合出場が難しくなり、若い人たちの試合を観戦したり応援したりと見ることが楽しくなっております。(畠口)

― スポーツは実際にプレーすることはもちろんですが、見る楽しみもあるかと思います。「観戦」のポイントは?
— ペア競技ですので二人のコンビネーションが大事で、いかにミスをしないか、どう攻撃をするのか、どう守るのかの駆け引きがポイントですね。(畠口・國松)
― このウェブを見られて、ソフトテニスを「これからやってみたいな」と思う方がおられるかもしれませんね。
― ソフトテニスは仲間と共に楽しみながら、長く続けられる日本人に向いたスポーツです。気軽に参加して欲しいです。(畠口・國松)
― では最後に、2019年大会にかける意気込みをお聞かせください。
― 新年度幕開けのこの大会に、クラブ員が力を合わせて、いい成績を残せるように頑張りたいと思っております。(畠口・國松)