「描かれた「わらい」と「こわい」展」いよいよラスト! 第4期の見どころはココ!

「描かれた「わらい」と「こわい」展」いよいよラスト! 第4期の見どころはココ!

国際日本文化研究センター(通称・日文研)が所蔵する春画・妖怪画のコレクションの中から精選した150点を紹介する本展は会期中3回の展示替えを行う全4期構成となっております。
11月27日からいよいよラストとなる第4期が始まりました。
第4期の見どころを紹介します。


<第4期の見どころ!>

平安時代の文人・紀長谷雄の逸話を描いた絵巻「長谷雄草子」
紀長谷雄は朱雀門の鬼と双六勝負に挑み、見事勝利。
勝利の証として、「100日間触れてはいけない」という美しい女性を手に入れます。
この美女は、鬼が死人の体を寄せ集めて作った合成人間なのですが、触れることなく100日経てば真の人間になるのです。
最初は言いつけを守っていた長谷雄ですが、途中でこらえきれなくなり、100日経つ前に契ってしまいます。
その途端、美女は水となって消えてしまう…というお話です。


第4期では、美女が水になって流れ失せる場面を展示しています。
美女が水となって消え失せる切なさ、約束を破ってしまう長谷雄の愚かさ、死人の寄せ集めと契る恐ろしさ…様々なとらえ方ができる作品です。

 

他にも、藤原惟保「酒呑童子絵巻」では源頼光とその四天王が、大江山の鬼の首領・酒呑童子の首をはねたもののその首が頼光に喰らいかかる場面を、
小田切直(写)「土蜘蛛草子」では巨大な土蜘蛛をとうとう倒しその腹を切り裂く場面を展示しています。
上記2作品は通期展示で会期ごとに場面替えが行われていましたが、いよいよラストということで、迫力満点のクライマックスシーンを見ることができます!

 


展示状況を確認できる作品目録は本展公式HPからご覧いただけます。

日文研コレクションの貴重な春画・妖怪画の実物が見られる機会もいよいよ12月9日(日)まで!
お見逃しのないよう、お越しください!