「描かれた「わらい」と「こわい」展」 第1期でしか見られない作品はコレ!!

「描かれた「わらい」と「こわい」展」 第1期でしか見られない作品はコレ!!

国際日本文化研究センター(通称・日文研)が所蔵する春画・妖怪画のコレクションの中から精選した150点を紹介する本展は会期中3回の展示替えを行う全4期構成となっております。
そのためある会期でしか見られない作品も…!
まずは第1期(10月16日(火)~10月28日(日))でしか見られない作品を紹介します。
 


<1期でしか見られない作品はコレ!>

さまざまな妖怪の姿を[英一蝶]が描いた[妖怪絵巻]
江戸後期に描かれた肉筆画の絵巻物ですが、状態が非常によく、鮮やかな色彩を楽しめます。
裂けた口に獣の手足を持つ妖怪が歯を黒く染めている様子を描いた場面は、チラシなどのビジュアルにも用いられているので印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
この[妖怪絵巻]は1期目のみの展示となります。


他にも、巡査が3人の女性を殺害するというショッキングな事件を歌川芳幾が描いた錦絵新聞
「東京日々新聞 八百三十三号」や、 自分の八条敷きを毛布代わりに暖をとる狸の姿が愛らしい歌川国芳「さむがり狸 初午のたぬき」などなど1期でしか見られない作品は多々ございます。

注目作品目白押しでどの期に訪れても楽しめる本展ですが、
上記で紹介した作品が気になる!見たい!という方は、10月28日(日)までにお越しください。



展示期間など詳細が記された作品目録は本展公式HPでご覧いただけます。
気になる作品がいつ展示されるのか要チェック!
また通期展示の作品でも、絵巻物や冊子の作品は場面替えがございますので、展示替えごとに新たな場面を楽しめますよ…!
目指せ、全会期制覇!?