「京都 日本画新展2024」
出品されている30名の作家を、順番にご紹介します。
竹内 昌二(たけうち・しょうじ)さん
1989年 京都市に生まれる
2012年 京展 入選(京都市美術館 同14年市長賞)
日展 入選(以後出品、18、23年特選)
2013年 日春展 入選(以後出品、18、22年新日春賞、21年奨励賞)
2014年 金沢美術工芸大学大学院修士課程絵画専攻日本画コース修了
現在 日展会友、新日春会会員、京都日本画家協会会員、東丘社 所属
◉出品作品
「水景孔雀図」
<本展出品作について作家より>
孔雀の凛とした姿が美しく、その姿を表現したいと思い制作した。
あまり色彩を使わずに表現しているのは、孔雀の美しさの中で色の美しさも大事な要素ではあるが、そこだけではなく、写生している中で形の美しさに魅力を感じたからである。
銀箔を硫黄で硫化させることで移り変わるさまと水面の揺らぎの中で移り変わるさまを重ね合わせ、孔雀とともに表現した。