「京都 日本画新展2024」
出品されている30名の作家を、順番にご紹介します。
後藤 吉晃(ごとう・よしあき)さん
1983年 山形県酒田市に生まれる
2008年 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻修士課程修了
2023年 Kyoto Art for Tomorrow−京都府新鋭選抜展−(京都文化博物館)
NIHONGA○–en–(佐藤美術館/東京)
ART STORY 80th 京都日本画家協会創立80周年記念展 優秀賞(京都文化博物館)
個展「内景」(ギャラリー恵風/京都)
◉出品作品
「日々」
<本展出品作について作家より>
とりとめの無いものが琴線に触れたとき、その眼差しは対象に向かいつつも、半分は自らの内側の光景に向けられているように思います。記憶や捉え方といったものが像を成すその光景は、断片的、曖昧、かつ部分的には極端に鮮明に感じます。
本作は日々のうつろいを月を通して描きました。その日毎の質を感じ取り、愛でながら、一連の光景を画面に留めたいと思いました。