ギャラリー恵風(京都市左京区)1F/2Fでは、「京都 日本画新展」出品作家の田口涼一さん、岸田尚子さんの個展が開催されています!
お二人の作品にはそれぞれ銀箔が使用されています。同じ素材でも、作家さんの手によって生み出される風合いや個性あふれる表情も見どころ。
心惹かれる自然と情景を描く岸田さん、新たな表現に挑戦された田口さん、どちらの作品もぜひお見逃しなく!!
【1F】
焼箔色の変化を安定させる方法等、技術的な仕事量が年々増えているのが悩みですが、造形活動の一端として楽しんで取り組んでいます。 直近では金を用いた表現にも食指を伸ばしていますが、銀とは違う性格の為、銀ほど仲良くはなれておりません。 焼箔色以外にも金属箔を多用することで生まれる独特の風合いを新鮮に感じて頂ければ幸いです。(田口)
【2F】
どんな事があっても、絶えず留まる事のない季節の中、自然の中に身を置くと、その強さや美しさ、そして儚さに魅かれます。 抽象と具象の狭間を行き来しながら、それらを描きその季(とき)の想いや自然が紡ぎだす様々な何かを、観てくださる方に感じ取ってもらえたならと思いながら描いています。(岸田) <共通> |
<「京都 日本画新展」関連出品者>
岸田尚子さん(5回、続1・2・5回)
田口涼一さん(4回、19・22年)