【開催報告】出品作家によるギャラリートークを開催②

【開催報告】出品作家によるギャラリートークを開催②

1月29日(水)18時から展覧会場内で、出品作家によるギャラリートークを開催しました。
受賞作家を含む4人の作家が来場者に直接、それぞれ自身の作品への想いを語りました。


今回、大賞に輝いた監物紗羅さんは自作「心の音」について、「雀がかわいいと思って描きたくなった。親しみやすいモチーフ。よく見ると人の手・顔・足も描いているのがわかると思う。受賞の知らせは、実は怖くて1日くらい開くことができなかった。受賞作への反響を聞いて、焦っている部分が大きい」と解説し、受賞の気持ちを語りました。


優秀賞の清水葉月さんは「作品名の『間戸』は昔このように漢字を書いたと聞いたもの。意味は西洋建築の壁に穴を開ける窓とは違って、日本式の建物の“通れるところ”という意味合い。言葉では表しにくいが、内と外のつながるところをイメージして、感覚的に見てもらえたらうれしい」と語りました。


「霊猫/狼/インターフェース」を出品した合田徹郎さんは、「画面右下に描いているのはこの夏に死んでしまった家の猫で、弔いの意味も込めて今作に取り組んだ。右側にはニホンオオカミも描いていて、左側には身近な動物。狼も絶滅してしまった(かもしれない)もので、右側にはそういったどっちつかずというか境界線上のものを描いた。背景は皴法を意識している。昔の人が描いた過去の作品と自分とがどのように関係を結べるかを探っている」と説明。

「本当ことは誰にも言わない」の橋爪ちなつさんは、「頭に浮かんだ情景を描いたもので実はモデルはいない。小さな子どもがモデルかと聞かれるが、特に意識はしておらず、フォルムを描いていると自然と子どもに見えてくる。今回は浄福寺のクチナシの花も描いた。」と説明しました。


作家自らが解説するギャラリートークに、多くの来場者が参加しました。