2022年京都&滋賀スポーツ特集

2022年京都&滋賀スポーツ特集

京都新聞では今年も地域に寄り添ったスポーツ事業を展開していきます。2022年、スポーツイベントも盛りだくさんです。「見る」「参加する」「応援する」、いろいろな楽しみ方をぜひ探してみてください!


2年ぶりの開催!
◇皇后盃 第40回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
1月16日(日)開催

第38回大会のスタートの様子(2020年1月12日、たけびしスタジアム京都)

「皇后盃 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」(日本陸連主催、京都新聞・NHK共催、村田機械協賛)は1月16日午後0時半に号砲を迎える。
舞台となるのは、たけびしスタジアム京都(京都市右京区) を発着点に国立京都国際会館前を折り返す9区間42.195㎞のコース。
昨年1月の予定だった第39回大会が新型コロナウイルスの影響で中止されたため、開催は2年ぶり。
女性ランナーがふるさとの期待を背に都大路を駆け抜ける。
実業団大学、高校、中学と幅広い世代の選手がたすきをつなぐ大会。
昨年は代替として開かれた中長距離競技会に多くの選手が集まった。
1983年の第1回から続く歴史を絶やさず、第40回も記念大会へと 伝統は受け継がれる。
令和最初の大会となった一昨年は地元の京都が3年ぶりの優勝を飾った。
2位は宮城が21年ぶりに入賞。3位の東京は過去最高順位だった。
今回は開会式や恒例の少女ミニ駅伝を取りやめ、沿道での応援自粛を求めるなどコロナの影響は色濃い。
それでも全国チームの選手には晴れ舞台。2024 年に迫るパリ五輪を視野に選手たちの力走が期待される。

大会HPはこちら

◇BIWAKOクロカン2022
 2月6日(日)開催

雪の中で行われた前回大会(2020年2月9日、滋賀県希望が丘文化公園)

自然を駆け抜ける「BIWAKOクロカン2022」が滋賀県希望が丘文化公園で開催される。
1989年に始まった「全日本びわ湖クロスカントリー大会」に加え、2019年から「全国中学生クロスカントリー大会」を同時開催している。
昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり2年振りの開催となる。
過去には五輪種目だったクロスカントリー。欧州やアフリカなどのトップランナーたちは普段からトレーニングの一環として取り入れ、走力を鍛えている。
日本陸連も以前から中長距離走選手の強化策として重視。
これまでにも多くの選手が挑戦してきた。軟らかく起伏に富んだ芝生の上を走ることは、トラックやロードよりも脚力が必要とされ、バランス感覚も求められるため、近年、注目を集めている。
全面天然芝の全国屈指の広大なコースで実施。
全15種目あり、小学4年生から市民ランナーまでの各世代が同じコースを走る。
特に中学生は育成期ということもあり、今回から学年別とし距離も一部変更した。
それぞれの世代で熱いレースが繰り広げられることを期待したい。

エントリーは1月10日午後11時59分まで。詳しくはこちら。
 大会概要・申込ページ

 

◇2022京都女性スポーツフェスティバル
 4月2日~

「2022京都女性スポーツフェスティバル」(京都女性スポーツの会、京都府、京都新聞主催)が4月2日、京都府立京都学・歴彩館(京都市左京区)大ホールでの総合開会式が今年の皮切りとなる。
1988年の京都国体を機に、「京都女性スポーツの会」が発足した。
今年で33回目となる同フェスティバルでは、バレーボール、ソフトテニス、テニス、バドミントン、ソフトボール、卓球、なぎなた、ボウリング、バスケットボール、ホッケー、スキー、弓道、剣道の計13競技を実施し、5月上旬まで熱戦が続く。
運営も女性が行う府内最大の大会で、全体で約5000人が参加する。

◇「セレマカップ第55回京都少年サッカー選手権・U-12リーグ」
◇「第17回びわ湖高島ジュニアサッカーサマーカーニバル」

昨年度の高島ジュニアサッカーサマーカーニバルの様子


「セレマカップ第55回京都少年サッカー選手権・U-12リーグ」は、前期京都府トップリーグを3リーグ制にして4月開幕を予定している。
京都府内の約120チームが参加し、リーグ戦優勝を目指して力いっぱい、戦いを繰り広げる。
滋賀では、夏に「第17回びわ湖高島ジュニアサッカーサマーカーニバル」を開催。青空の下、県内はじめ近畿、東海からチームが参加の予定だ。
京都サンガのJ1昇格をうけ、ますます盛り上がるサッカー界。憧れの選手を目指し、ひたむきに走る少年少女たちがひたむきに走る。

◇中信杯・全京都学童軟式野球大会


第53回となった昨夏の選手権大会(わかさスタジアム京都)

京都の学童野球の頂点を競う「全京都学童軟式野球大会」は今年も春と夏に行われる。
新チームで挑む春季大会は昨年50回目の節目を迎えた。
夏の選手権大会では学童の部145チームとジュニアの部37チームが頂点を目指した。
春夏ともに半世紀を超える歴史を持ち、「中信杯」の愛称で親しまれている。
近年では女子選手の活躍も目立ち、野球を心から楽しむ少年少女たちの姿は見る者を熱くする。
逆転勝利や一進一退の攻防など、中信杯をめぐる熱戦が今年も繰り広げられる。

第2回 セレマChampionship    
京都府小学生 タグラグビー選手権大会

昨年度の大会の様子


近畿大会進出チームを決める「セレマChampionship」の第2回大会が今年も秋に開催される。
タグラグビーはラグビーをもとに考案された競技で、接触を禁止しタックルの代わりに腰につけたタグを追う。
安全性を重視し、男女が同じ条件でプレーできる。
大会では、順位を決めるための本戦と初心者を含むチームで交流を目的にしたリーグを実施する。
競技を通して仲間への思いやりを学ぶ多くの若きラガーたちが、大会を盛り上げてくれるだろう。