《法華経 巻五》見返し 千光寺(赤磐市)
釈尊が前世、ある国の王様だった時のお話。
王は優れた教えを求め
「もしそれを授けてくれる者がいるならば、私はその者の召使いになろう」
と語りました。
ある時「阿私(あし)」という仙人が現れ
「私は法華経という素晴らしい教えを知っている。あなたが私の召使いになるのなら教えてしんぜよう」
と告げました。
王は大いに喜び、地位を捨てて千年もの間
召使いとして仙人に仕えたといいます。
―「提婆達多品(だいばだったぼん) 第十二」より
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