京都市京セラ美術館開館1周年記念展「上村松園」 展覧会情報はこちらをクリック 図録 ★展覧会期間中(7月17日~9月12日)にご購入限定★ 美術館オリジナル上村松園ポストカードセット! 地方新聞社厳選お取り寄せサイト「47CLUB」に移動します。 |
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「上村松園」
京都に生まれた上村松園(1875-1949年)は、京都府画学校で鈴木松年に学んだ後、師の了解を得て幸野楳嶺に入門し、楳嶺没後は同門の竹内栖鳳に師事しました。絵画の伝統を踏まえた上に、女性画家の独自の視点で追求する女性像に孤高の境地を打ち立て、1948年、女性で初めて文化勲章を受章しています。本展では、《序の舞》と《母子》の重要文化財に指定された二点をはじめ、《焰》などの代表作、長らく出品されなかった名作など、最初期から絶筆に到るまでの106点が出品されました。
「木村伊兵衛の写真作品《上村松園》」
木村伊兵衛が横山大観、川合玉堂、上村松園、鏑木清方の4人を撮影し、海外向けに刊行された写真集「Four Japanese Painters(四人の日本画家)」のために撮影された写真作品《上村松園》7点を紹介。
「図録目次」
●京都市京セラ美術館開館一周年記念展「上村松園」に寄せて 上村淳之
●「至純の美」の奥に見えるもの 篠田節子
●女性史家としての眼差し 松井今朝子
●「物狂い」の絵にみる「物語」との距離 やなぎみわ
●図版
第一章 修業―二人の師の教え(1887-1902)
第二章 出発―写生と古画の探求(1903-1912)
第三章 模索―画壇の流行から伝統の古典へ(1913-1926)
第四章 確立―松園様式の美人画(1927-1938)
第五章 円熟―絵三昧の境地(1939-1949)
木村伊兵衛《上村松園》
●上村松園の芸術 ―最後の古典作家― 山田諭
●上村松園年譜 1875-1949 山田諭 編
●作品解説
●主要参考文献
●出品リスト
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