6月8日 特別展「永田友治」が開幕しました!

6月8日 特別展「永田友治」が開幕しました!

6月8日(土)の開幕にさきがけ、内覧会が開催。


担当の桑原主任学芸員より、展覧会の見どころを紹介。
「調べれば調べるほど発見が多く、友治研究はまだまだこれからと言えます。」
と、細かな研究結果も交えながら、友治の人物像にもふれ、名蒔絵師でありながらコストダウンに頭を悩ませたり、共箱(作品をおさめた箱)の蓋と身がバラバラにならない様に記しをつけるという几帳面な一面があったり、と非常に興味深い内容でした。






永田友治といえば、最も有名な『槙鹿蒔絵料紙箱』(京都国立博物館蔵・本展で展示中)など金銀を使った豪華な作品を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は錫(すず)、亜鉛などの合金を使った色鮮やかな作品が数多く残されています。

「あえてこの展示室のみ照明をかえています。」(桑原学芸員)

ぜひ、実際に展示室でご覧ください!!


次回は、『世間子息気質(せけんむすこかたぎ)』江島其磧筆 より
ブランド「友治」に迫ります!!


※全て友治の「友」は右肩に点あり