野村美術館 2023年秋季特別展「茶碗-茶を飲む器の変遷と多様性-」

野村美術館 2023年秋季特別展「茶碗-茶を飲む器の変遷と多様性-」

2023年秋季特別展

茶碗

ー茶を飲む器の変遷と多様性ー

前期:8月26日(土) ~ 10月9日(月・祝) 
後期:10月21日(土)~ 12月10日(日)
※ 10月10日 (火) ~ 20日(金)は展示替えのため休館

 


 茶を飲むための器「茶碗」は時代とともに、また茶の湯の発展とともに変化してきました。16世紀に茶の湯が確立してしばらくの間は天目が多く使用されていましたが、その後朝鮮半島製の高麗茶碗が多く使われるようになり、一方では瀬戸美濃・京焼・国焼などの和物茶碗も多く生産使用されるようになります。また18世紀後半以降は家元などによる手造り茶碗も制作されるなど、様々な茶碗が次々と登場しました。今回の展覧会は、多種多様な茶碗が制作され、用いられてきた変遷をたどります。


〈主な展示作品〉
[前期]

灰被天目・人形手・珠光青磁 銘 初花・祥瑞沓形・坂本井戸・堅手 銘 白妙・練上志野 銘 猛虎・織部暦絵・鼠志野 銘 横雲・樂長次郎作赤 銘 獅子・樂道入作赤 銘 若山・本阿弥光悦作赤 銘 角倉光悦・仁清 金筋・乾山 山水画讃・尾形周平作 仁清写秋草絵・高取 銘 香久山 など
[後期]
大天目・青磁鉄鉢形・人形手・染付漢詩・紅安南・本願寺井戸・大徳寺呉器・御本立鶴・本手斗々屋・朝日 銘 国祝・奥田木白作 赤膚焼暦絵・志戸呂・久田宗全作赤 銘 ふくべ・陳元贇 山水図・八代 狂言袴写・萩 銘 初霞・唐津米計手・薩摩黒・倉崎権兵衛作 御本写分銅形 など



〇地階展示室
「茶碗 -茶を飲む器の変遷と多様性ー」

 8月26日(土)~10月9日(月・祝)
[個展]
〇茶花ー器と花の出会い展ー第7回 挿花/横井和子(淡斎茶花研究会代表) 
 10月21日(土)~10月29日(日)
〇長坂ビショップ大山 口角が上がる 游刻展
 
10月31日(火)~11月5日(日)
〇玄覚貞光 わびさびに思いを
 
11月7日(火)~11月19日(日)
〇男ありけり 村田浩一郎 茶垸展
 11月21日(火)~11月26日(日)
〇中村康平「現代と個展」
 
11月28日(火)~12月3日(日)
〇大森礼二 作陶展 ~なかむかし うたかたをうつして~
 12月5日(火)~12月10日(日)
※各個展最終日は16時で終了いたします。


〇展覧会の詳細はこちら


開催期間 前期:2023年8月26日(土)~2023年10月9日(月・祝)
後期:2023年10月21日(土)~2023年12月10日(日)
※10月10日(火)~10月20日(金)の間、展示替えのため休館
時間 午前10時~午後4時30分 (入館は午後4時まで)
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
会場 野村美術館
京都市左京区南禅寺下河原町61
ホームページ https://nomura-museum.or.jp/
料金

大人800円、高大生300円、中学生以下無料、団体(20名以上)600円

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お問い合わせ 野村美術館
Tel.075-751-0374
主催/後援など 主催|公益財団法人野村文華財団野村美術館 
後援|NHK京都放送局、京都新聞