茶道資料館 令和5年新春展「古今歳時記―12か月のくらしと暦」が開催中です!

茶道資料館 令和5年新春展「古今歳時記―12か月のくらしと暦」が開催中です!

【 令和5年新春展 】

古今歳時記

―12か月のくらしと暦―

 

―――――――――

私たちのくらしは、さまざまな年中行事に彩られています。
明治時代のはじめに太陽暦が採用されるにあたり、江戸時代から催されてきた年中行事は、季節を優先させてひと月遅れで行うもの、日付を優先させて、これまでどおりの日付で行うものにわかれました。
たとえば、祇園祭は現在7月に行われますが、江戸時代に描かれた絵巻には、6月の行事として取り上げられています。7月に行われるようになったのは明治時代からです。
一方で、ひな祭りとして知られる上巳の節句は、日付との結びつきが強いため、江戸時代と同じく3月3日に行うことが多いようです。桃の節句と呼ばれる別名は、本来は桃の花の咲く時期に行われたことによるものですが、新暦で行うと時期が早まり、桃の花の咲かないひな祭りとなっています。

本展では 正月、節分、葵祭、祇園祭など、茶事や茶会でテーマとなりやすい年中行事を取り上げ、関連する茶道具や絵画等を展示します。あわせて旧暦で行われた時期を解説し、行事の成り立ちや季節感の違いなどを紹介します。古今の歳時記のちがいをお楽しみください。

■会期:令和5年1月7日(土)~4月2日(日)
■時間:9時30分~16時30分(入館は16時まで)
■休館日:第1・3火曜日(3月21日は開館、翌22日は休館)
■入館料:一般700円、大学生400円、中高生300円
小学生以下・メンバーシップ無料
※呈茶 一般500円、大学生以下300円
(別途入館料・平日と一部土日祝日開催)
<入館は予約優先制>
予約は、お電話または茶道資料館HPから
■会場:茶道資料館
(京都市上京区堀川通寺之内上ル寺之内竪町682 裏千家センター内)

■問い合わせ:075-431-6474

 

 


 

[併設展] 京都市有形文化財指定記念

「朝儀図屏風の世界」

 

令和3年春、土佐光起筆「朝儀図屏風」(茶道資料館管理)が京都市有形文化財に指定されました。これを記念し、指定後初めて一般公開されます!
こちらもぜひお見逃しなく。

 

 \ 詳細はこちら /