樂美術館 新春展 樂歴代「変わる − 時代・元号・歳・代 –」

樂美術館 新春展 樂歴代「変わる − 時代・元号・歳・代 –」

新しい時代の幕開けに向けて
新春展 樂歴代
変わる − 時代・元号・歳・代 –


約450年続く樂焼の伝統を伝える「樂美術館」では、新春展 樂歴代「変わる − 時代・元号・歳・代 –」が開催中です。
平成から新たな元号へ変わろうとする今。新時代を迎えるとともに、現在15代を数える樂家もまた新しい世代へと移りかわろうとしています。
本展では、樂家初代・長次郎をはじめ歴代の作品を中心に、代を継ぐ以前(惣吉時代)の作品から隠居後の作品までを展覧し、時代の変化、歴代自身の作風の変化による樂焼の世界観を感じられます。
当代15代吉左衞門氏が17歳のときに造ったどこか初々しさを感じる作品から、30代から40代にかけての斬新で激しい作風の作品、また次期16代の惣吉造の作品も赤樂茶碗と黒樂茶碗の2点展示されており、未来を期待させる内容となっています。ぜひご覧ください。


15代吉左衞門(1949〜)焼貫黒樂筒茶碗 銘 天阿 1993年制作

■会 場:樂美術館(京都市上京区油小路通一条下る)
■会 期:2018年12月14日~2019年3月10日
■時 間:午前10時~午後4時半(入館は午後4時まで)
■休館日:月曜日(祝日は開館)
■料 金:一般900円、大学生700円、高校生400円、中学生以下無料
■お問い合わせ:樂美術館 075‐414-0304

★★関連イベント情報★★

「手にふれる樂茶碗鑑賞会」
小間席の雰囲気をお楽しみいただいた後、樂歴代の作品を手に取って鑑賞していただけます。
開催日 1月19日(土)、2月17日(日)、3月17日(日)
※開催日2か月前より電話にて予約受付開始

「特別鑑賞茶会」
樂美術館収蔵作品を使ってのお茶会です。
席主は15代樂吉左衞門氏。茶室では当日使用のお道具について、対話がはずみます。
開催日 2月11日(月・祝)、3月24日(日)
※開催日1か月前より電話にて予約受付開始

「親子でお茶一服」
中学生以下のお子様と保護者が対象です。
樂茶碗を使い、席主樂扶二子氏(15代吉左衞門氏夫人)が、樂焼について、やさしくお話しいたします。
開催日 3月3日(日)
※予約受付中