旅に関連する茶道具を紹介!
2019年新春展「旅する茶道具」
併設展「歳寒三友―新春を寿ぐ松竹梅―」
茶の湯に関する企画展示を行う「茶道資料館」では、2019年新春展「旅する茶道具」が開催中です。
いつの時代も旅は、人々の心を浮き立たせ、携える品々は楽しさを演出する大切な存在です。とりわけ茶箱や旅箪笥、旅茶碗といった持ち運びできる茶道具は、日常と異なる空間で茶を味わうために欠かせないものです。本展では、携行する茶道具をはじめ、市中を賑わせた荷い茶屋、江戸と京をつないだ御茶壺道中に関する諸資料、それらの場面を描いた絵画資料などを展示し、旅とともに人々が喫茶に親しんだ様子が楽しめます。また、裏千家4代仙叟が金沢滞在中に造った赤茶碗など、旅に関連した茶道具を集めた貴重な機会。ぜひご覧ください。
黒漆塗松竹梅蒔絵茶弁当 彦根城博物館蔵(前期のみ展示)
■会 場:茶道資料館(京都市上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682番地 裏千家センター内) ※入館者は、お抹茶と和菓子がいただけます。(無料・午前10時から午後4時まで) |