「描かれた“きもの美人”」ギャラリートーク報告vol.1

「描かれた“きもの美人”」ギャラリートーク報告vol.1

美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)にて1月2日(火)より21日(日)まで開催する「京都市美術館所蔵品展 描かれた“きもの美人”」。
本展覧会では、2019年度内のリニューアルオープンに向け一部閉館中の京都市美術館が所蔵する数ある作品の中から、日本画を中心に、美しく艶やかに描かれた“きもの美人”約40点をご紹介しています。


1月6日(土)には、京都市美術館長・潮江宏三氏によるギャラリートークを開催いたしました!!
上方の肉筆画から大正期の作品、昭和期の作品へと変遷していく過程について説明しながら会場内をめぐり、作品の見どころについてお話いただきました。

「本展では34名の作家が描いたさまざまな作品を展示していますが、出品作品の3分の1が女性画家の作品である点にも注目してください。男性からみた“きもの美人”と女性が描く“きもの美人”という視点で鑑賞するのも面白いですね。また、着物は年齢、職種、TPOにあわせて着こなすものなので、作品に描かれた着物からも当時の様子をうかがい知ることができます」と本展の愉しみかたもお話しいただきました。

1月7日(日)・8日(月祝)の各日午前11時からは市田ひろみ氏(服飾評論家)、1月14日(日)の午前11時からは、後藤結美子氏(京都市美術館 学芸員)、1月15日(月)の午後2時からは、山田 諭氏(京都市美術館 学芸課長)のギャラリートークを開催します。(※事前申し込み不要。参加無料ですが、美術館入館券が必要です。※混雑した場合は、入館制限をさせていただく場合がございます)

ご来館、お待ちしております!