横山華山展 講演会「忘れられた天才絵師」レポート

横山華山展 講演会「忘れられた天才絵師」レポート

7月13日(土)午前10時30分より、京都文化博物館フィルムシアターで、現在開催中の「横山華山展」の講演会「忘れられた天才絵師」が行われ、京都国立博物館学芸員(前京都文化博物館学芸員)の森道彦氏が今回の企画展の見どころをわかりやすく紹介してくださいました。


森道彦氏
(京都国立博物館学芸員・前京都文化博物館学芸員)

 

江戸時代後期に京都で活躍した絵師、横山華山は多くの流派の画法を身につけて絵の幅を広げました。当講演では、曾我蕭白や岸駒、呉春らの作品をスクリーンに映し、華山の作品と見比べながら、華山が影響を受けたであろう点を森道彦学芸員がわかりやすく紹介されました。


 


ご来場いただきました約120人の皆さまは、メモを取るなど熱心に聴講されていました。
 

本展では、30メートルにおよぶ晩年の大作《祇園祭礼図巻》を一挙公開するほか、曾我蕭白と横山華山の作品を並べて展示するなど見どころ満載です。ぜひご覧ください。


8月10日(土)午前10時30分からは、宮城県美術館学芸員の土生和彦氏による講演会「京と東北をつなぐ紅花の風景」を開催します。
今回の展覧会をより深く理解する貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
参加費:無料(当日先着順、本展入場券〔半券可〕が必要)