【技の器③】植松包美 菊枝鳥螺鈿蒔絵香合(きくえだとりらでんまきえこうごう)

【技の器③】植松包美 菊枝鳥螺鈿蒔絵香合(きくえだとりらでんまきえこうごう)

現在、美術館「えき」KYOTOで好評開催中の「香りの器 高砂コレクション」展より
「魅せる器」「技の器」をリレー方式で紹介します。


技のコレクション③
◆◇◆ 植松包美(うえまつほうび)菊枝鳥螺鈿蒔絵香合(きくえだとりらでんまきえこうごう) ◆◇◆
大正~昭和時代 20世紀

全体に金地に仕立て、螺鈿で文様を表しています。平安後期から鎌倉時代にかけて流行した沃懸地※螺鈿(いかけじらでん)の近代版ともいうべき作品です。
※沃懸地…蒔絵加飾法の一種。金粉や銀粉を沃(そそ)ぎかけた地という意味。


本展は7月4日(日)まで。
お見逃しなく!!