【講演会】関雪の美人画 ~梅の精・羅浮仙や木蘭、麗しき女性像~

【講演会】関雪の美人画 ~梅の精・羅浮仙や木蘭、麗しき女性像~

関雪の美人画
​~梅の精・羅浮仙や木蘭、麗しき女性像~

2023年5月28日(日)9時~10時
白沙村荘 橋本関雪記念館 大画室 存古楼


《木蘭》左隻(白沙村荘 橋本関雪記念館蔵)

近代日本画の巨匠、橋本関雪の生誕140年を記念し、白沙村荘 橋本関雪記念館、福田美術館、嵯峨嵐山文華館にて開催中の「橋本関雪生誕140周年記念 KANSETSU-入神の技・非凡の画-」。
展覧会をよりお楽しみいただけるよう講演会を開催いたします。


日時:2023年5月28日(日)9時~10時
会場:白沙村荘 橋本関雪記念館 大画室 存古楼
会費:3,500円 (入館料込み、ワンドリンク付き)※当日お支払いください
定員:30名
講師:橋本 眞次氏(公益財団法人 橋本関雪記念館 代表理事)
内容:9時~    講演(40分間)
   9時40分~  自由観覧(10時まではイベント参加者の貸し切りになります)

☆関雪も描いた「羅浮仙」とは?☆
中国・唐時代の詩人、柳宗元が怪異譚を集めた『龍城集』の物語の一つであり、多くの日本画家も描いている主題です。
ある男が広東の羅浮山で寒さをしのぐため、酒肆で休もうとしたところ、そこには芳香を漂わせる美しい女性がいた。男は喜び、酒を飲み交わして語るうちに眠ってしまい、目覚めたときには女性の姿はなく、傍らに梅の大木があるだけだったという物語。

☆当日は物語にちなみ、梅酒(または梅シロップジュース)をご提供いたします☆


《羅浮僊図》(華鴒大塚美術館蔵)

【申し込み】
参加希望の方は下記申込フォームよりお申し込みください。
締切延長しました!5月27日(土)まで。
■□申込フォームはこちら□■


橋本関雪(1883-1945)は、近世の伝統を受け継ぎながら、近代性を取り入れて独自の文雅で壮大な芸術世界を完成させた巨匠です。大正・昭和期の京都画壇で活躍した関雪は、神戸に生まれ、儒者の父・海関の薫陶を受けて漢籍詩文を学び、同時に画筆にも親しみました。


《玄猿》(東京藝術大学大学美術館蔵)

展覧会では関雪の生誕140年を記念し、彼が生涯で最も長い時間を過ごした京都で、その歩みを、到達点を数々の名画で追いながらご紹介しています。
代表的な作品である《玄猿》(東京藝術大学大学美術館蔵)や《木蘭》《琵琶行》(白沙村荘 橋本関雪記念館蔵)なども展示。

展覧会もあわせてお楽しみください。

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