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細見美術館 開館25周年記念 特別講演会「琳派と若冲-細見美術館の25年」
2023年8月20日(日)13:30~15:00
伊藤若冲《群鶏図》寛政8年(1796)頃 細見美術館蔵
京都の岡崎にある細見美術館は、実業家・日本美術コレクターの細見古香庵(1901-79)に始まる3代の蒐集品を基礎として1998年に開館し、今年2023年に開館25周年を迎えました。 細見コレクションは平安・鎌倉時代の神道・仏教美術から室町時代の茶の湯の美術、琳派や伊藤若冲といった江戸絵画など、日本美術の幅広い時代とジャンルを網羅しています。 本講演会では、美術史家・明治学院大学教授の山下裕二氏と細見美術館 館長の細見良行氏を講師に迎え、細見コレクションの中から「琳派」と「若冲」を中心にお話しいただきます。 日 程:2023年8月20日(日)13時30分~15時(受付:13時~) 【申し込み】※お申し込みは締め切りました
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【講師】
山下 裕二 氏(明治学院大学教授)
【略歴】
1958年、広島県呉市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院修了。明治学院大学文学部芸術学科教授。雪舟をはじめとする室町水墨画の研究を起点として、縄文から現代まで、幅広く日本美術史のアップデートを試みている。近年監修した展覧会として、「コレクタ-・福富太郎の眼」、近著に『商業美術家の逆襲 もうひとつの日本美術史』(NHK出版新書)などがある。
細見 良行 氏(細見美術館 館長)
【略歴】
1954年8月15日生まれ。同志社大学卒業。祖父の日本美術コレクションを基礎とし、文部省の認可による財団法人 細見美術財団を設立。1998年、京都・岡崎に細見美術館を開館し、館長に就任。館内外での展覧会の企画・展示に携わるほか、趣味を活かして美術館での茶会を開催するなど、伝統文化の普及に努める。
【主な役職】
京都市内博物館施設連絡協議会幹事長。裏千家今日庵老分。