発掘された日本列島2016(展覧会は終了しました)
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発掘された日本列島2016(展覧会は終了しました)

 日本全国では、毎年約8000件もの埋蔵文化財発掘調査が実施されています。本展は、近年、特に注目された遺跡や、発掘調査及び整理作業の成果を広く公開するために、文化庁主催のもとで毎年開催されている全国巡回展です。(大津会場での展覧会は終了しました)

 今年の「発掘された日本列島」は、新発見速報展の他、東日本大震災の復興事業の一環として行われている岩手・宮城・福島の三県の調査成果を紹介する特集1、発掘調査によって明らかになった過去の災害痕跡と、そこからの復興の歴史にも焦点をあてた特集2による構成となり、全36遺跡を紹介します。

 関西地区唯一の開催となる大津市歴史博物館会場では、この全国巡回展とともに、大津市内の遺跡から多数確認される渡来文化を示す出土品に焦点をあてた地域展示を開催します。大津市内の発掘調査成果を中心に、大和(奈良)や河内(大阪)の古墳群の出土資料とも比較しながら紹介します。

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