細見美術館では、故・岡崎智予氏が収集し、現在澤乃井櫛かんざし美術館に所蔵されるおしゃれアイテムを紹介する
「澤乃井櫛かんざし美術館所蔵 ときめきの髪飾り―おしゃれアイテムの技と美―」を8月4日(日)まで開催中です。
京都・祇園に生まれて芸妓となり、後に東京で料亭の女将として活躍した岡崎氏は、40余年をかけて3,000点以上もの櫛やかんざしを中心とした装身具を収集しました。
そのいずれも、匠の技や粋なデザインが光り、私たちを魅了し続けています。
本展にちなんで、皆さんが心ときめくお気に入りの素敵な櫛かんざし、和小物を見つけていただけるお店を紹介します。
千總本店(烏丸三条)
1555年創業以来、時代に合わせ商いを変化し、明治以降から現代まで京友禅製品を主軸に販売。明治期には日本画家へ下絵を発注し美術染織品のパイオニアとなり、戦時中も様々な技術の保存継承に努められました。現在でも新たな製品開発やコラボレーションを継続され、2020年にフラッグシップストアとして千總本店をオープン。
店内にはさまざまな場面で活用できる着物を中心にスカーフやバッグなどの布小物、着物に着想を得たレザー商品や珊瑚などの日本の素材にこだわったジュエリーなどが店頭に並びます。
受け継がれた文化や歴史と新たな感性を吹き込み、特別なひとときを彩る“美”をお届けされています。
【心ときめく!おすすめ商品】
(左から)【髪かざり】 四季の花(\25,300) ・【髪かざり】 三美人 (\38,500)
京都・祇園「かづら清老舗」と共同制作した、振袖を彩るオリジナルの髪飾りをご紹介。組み合わされた花々には、願いや物語が込められており、「四季の花」は春(桜)夏(テッセン)秋(菊)冬(梅)の花々が流れるようにあしらわれ、軽やかな素材と涼しげなトーンが素敵です。
「三美人」は「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」を髪飾りに。優美かつ端正で、しなやかさと謙虚さも兼ね備えた女性像をイメージされています。
※商品価格は全て税込みです。
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