色とりどりの衣装を身に着けた女性像に焦点を当てた「絵になる姿―装い上手な少女・婦人・舞妓たち―」の出品作の一部を紹介します。
華やかな衣装デザイン、優美な装飾など作品の細部にまで注目してみてください!
椅子の上で足を抱える少女を描いた堀井香坡《少女》。
着物は、桔梗・撫子・萩と秋草の文様が描かれていますが…
一方で、画面の端には春の花のチューリップが。不思議な組み合わせです。
少女の髪には星形の髪飾り。お洒落さんですね。
~山田由希代学芸員からのコメント~
秋草模様の着物を着た少女が裸足で椅子に座っている姿。
素朴で健気な様子が可愛らしいです。
きれいに切り揃えられたおかっぱ頭が目を引きます。
会場で作品と向き合っていただけると幸いです。
是非、展覧会で実物をご覧になって、画像だけでは味わえない魅力を感じてみてください!