堂本印象美術館「野外いけばな展 早春の庭園」2月24日まで開催中!

堂本印象美術館「野外いけばな展 早春の庭園」2月24日まで開催中!

ただいま京都府立堂本印象美術館では「野外いけばな展 早春の庭園」を2月22日~24日の三日間限定で開催中です。

堂本印象の意匠を生かした庭園や美術館敷地内に、京都新世代いけばな展実行委員会所属の新進気鋭の華道家9名による18点のいけばな作品が並びます。
実行委員長の大津智永さんは、
「今回は、お庭には「造形いけばな」と名付けた巨大な造形作品のような作品を展示し、
美術館入り口そばには「季節のいけばな」エリアとして早春から春にかけてのお花を用いて、小規模な、自分の家でも飾ってみたいと思うような作品を並べました。
屋内での展示と違って、お庭や建物とお花のバランスを意識しながら作品を作っています。ぜひそのマッチングを楽しんでください」

と語ります。

【造形いけばなエリアの作品(一部)】

【季節のいけばなエリアの作品(一部)】

【いけこみの様子】

本展では公開いけこみとして、22日の午前中にいけこみを行いました。
あいにくの雨模様でしたが多くの来場者が訪れ、作品が出来上がる様子を鑑賞しました。

■来場者の声 
「屋外でのいけばなの展示は初めて見ました。
 屋内での展示と違って、印象さんの椅子や美術館の建物と一体化するような、まわりとのバランスが考えられていて面白かったです。
 春のお花も可愛らしい」

堂本印象美術館「野外いけばな展 早春の庭園」
会期:2020年2月22日(土)~24日(月・休)
会場:京都府立堂本印象美術館 
出品作家 ※()内は流派、五十音順 
芦田一春(遠州)、植松賞月(松月堂古流)、大津智永(都未生流)、杉崎翠山(喜堂未生流)、中野天心(華道本能時)、中松凜翠(小松流)、西阪保則(専慶流)、堀江道佑(池坊)、山中樹(洛陽未生流)


【京都新世代いけばな展】
本展は、「京都新世代いけばな展」の関連事業として開催されました。
「京都新世代いけばな展」とは京都にある様々ないけばなの流派の若手華道家を中心とした2年に一度開催されるいけばなの展示です。
各流派の次代を担うか華道家により、伝統を踏まえつつも、斬新な発想のいけばな作品が並びます。
本年の秋に、大丸ミュージアム京都にて開催予定です。

「京都新世代いけばな展」
会期:令和2年10月29日(木)~11月3日(火・祝)
会場:大丸ミュージアム京都

※京都新世代いけばな展実行委員会のSNSにて展覧会情報発信中!
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