京都新聞COM 社員の一日紹介【広告業務編】

営業局 営業部
木田 綺音

 

2016年4月に京都新聞COMに入社。
1ヵ月の新入社員研修を経て、同年5月から営業局営業部に配属。
新聞広告の営業・企画などを担当している。


 


9:30 出社

通勤ラッシュを避けて出社。
出社後はメールの確認をしたり、その日に訪問する広告会社・広告主に提出する資料を作成したりする。

 


11:00 広告会社訪問

進行している企画の打合せや広告主の動向についてヒアリング。
担当している案件によって、上司や先輩と同行することもあれば一人だけで伺うことも。

 

12:00 昼食

訪問先近くの飲食店でお昼を取ることが多い。
メインのおかずだけでなく、小鉢が充実していると嬉しくなる。




14:00 主催事業の現場訪問

この日は「お話を絵にするコンクール」の作品展が開催中だったため、会場チェックのために訪問。
備品が不足していないか、問題なく展示が行われているかなどを確認した。



16:00 メール・広告原稿チェック

広告会社から送られてくる掲載予定原稿をチェックする。
広告掲載基準と照らし合わせ、広告内容に問題がないかどうかを確認。
 


18:30 退社

京都駅経由で通勤しているため、帰りに気になるお店をのぞいて帰ることもある。
新しく開店したお店などがあれば、チェックするように心がけている。
 


 


直撃!インタビュー!

 

◆京都新聞COMを志望した理由を教えてください!


新聞社や出版社関係の業界をメインに就活をしていました。
メディアの多様化が進んでいますが、何度も読み返すことができ、手元に残すことができる紙媒体に魅力を感じていたからです。
私は京都出身で、実家でも京都新聞を購読していました。
京都新聞のことを身近な新聞社だと感じていたので、京都新聞COMでの仕事にも興味を持ち、志望しました。


 

◆入社してから大変だったこと・嬉しかったことは何ですか?

私が担当している業務の一つに、「お話を絵にするコンクール」という子ども向けの絵画コンクールがあります。
2020年に50回目を迎えた、とても長く続いている企画です。
私も小学校の6年間、毎年授業で取り組んでいたコンクールだったので、まさか自分が運営として携わることになるとは思いませんでした。
このコンクールは4月の図書選定から始まり、作品募集のためのPR活動、応募作品の審査会、作品展、表彰式、そして3月の作品返却という大きな流れで進みます。
年間を通して動く企画のため、スケジュール管理や各催しの準備など大変なことも多いです。
しかし、応募されてきた作品を見たり、ご家族で作品展にいらっしゃって記念撮影をされている様子や表彰式で賞状を嬉しそうに受け取っている姿を見ると、担当していてよかったなと感じます。

(写真は過去に実施した読み聞かせキャラバンの様子)

 


◆印象に残っている仕事はありますか?

私が入社して2年目の2017年に企画した仕事で印象に残っているものがあります。
実は2017年は、徳川第15代将軍 慶喜が政権を朝廷に返上した、いわゆる「大政奉還」が行われてからちょうど150年の節目の年でした。
明治維新の舞台となった京都市では、大政奉還の舞台である二条城のライトアップなど記念事業が予定されていました。
大学で日本史学を専攻していたこともあり、何か広告特集の紙面を企画できないかと考えました。

まずは特集のコンセプトを決めるところから始めました。
当時の京都の様子を地図で表した「大成京細見繪図 洛中洛外町々小名」や慶喜が自ら書いたとされる「大政奉還上意書」を掲載し、当時の情勢が読者に伝わるよう意識しました。
さらに、ペリー来航から戊辰戦争終結までの年表を入れたり、有識者に解説も依頼することで、読み応えのある紙面になるようにしました。

その後、営業部の先輩方にもたくさん助けてもらいながら、広告特集への協賛セールスを行いました。
坂本龍馬や新選組などのゆかりの地で営業しているお店や寺院、創業150年以上の企業や商店などを中心に、企画趣旨への賛同社を集め、4ページの特集を発行することができました。
自分の興味がある分野で広告紙面の企画をすることができ、とても楽しみながら仕事に取り組むことができました。

 


◆営業部の仕事のやりがいを教えてください!


営業部の仕事は、広告会社を通して広告主から出稿をいただくことと、直接広告主とやりとりをして出稿をいただくことの大きく二つに分けられます。
どちらにしても、広告主の要望を広告原稿に落とし込み、課題解決に向けて取り組むことがやりがいだと思っています。
広告掲載後に、「反響があった」とお聞きした時は達成感とともにホッと安心します。




 



 


※所属や担当は取材時のものです

※2021年4月から広告業務は事業推進局で行っています