第59回日本伝統工芸染織展
伝統工芸は、日本人の生活に深く根ざしたもので、素材や意匠に季節感を重視し、四季の変化に
心を遊ばせ、人の気持ちにも細やかにこころくばりするものです。変容をつづける社会にあって
永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬もとどまることなく継承されてきた伝統本来の姿を
「染織」に求めつづけます。昭和39年依頼、日本工芸会の染織部会展として、芸術的にも歴史的
にも価値の高い染織工芸技術の保護・育成と創意ある展開をもとめ、平素の研究成果をあつめて
本展を開催します。
文部科学大臣賞 平山八重子 吉野織紐着物「渚」
奨励賞・大丸松坂屋賞 宮入 映 浮織生絹着物「寒梅」
そのほか 奨励賞・三越伊勢丹賞 上原 晴子 紬織着物「緑陰」
奨励賞・天満屋賞 湯本 エリ子 友禅訪問着「散歩道」
など73点を展覧
第59回日本伝統工芸染織展
会期:2025 年 5 月 21 日[水]−5 月 26 日[月]
入場時間:10:00~18:30(19:00閉場)最終日は16:30まで(17:00閉場)
料金:一般:500円、大学生以下無料
会場:大丸ニュージアム<京都> 【大丸京都店6階】
主催:日本工芸会、日本経済新聞社
後援:文化庁、京都府教育委員会、NHK京都放送局、MOA美術館、京都新聞