[シリーズ:京都のまちの中の三条室町]
第3回特別鑑賞会・講演会
千總が伝える地域の記憶
祇園社古都図(部分)文政3(1820)年 千總蔵
千總本社 / オンライン
2023年12月21日(木)
14:00~15:40
京都文化博物館学芸員の西山剛氏をお招きし、新発見の室町時代の古文書を交えつつ、
千總の前身である千切屋と三条御倉町地域の関係を辿ります。
人にとっての町、町にとっての人とは何であったのかー歴史をひも解きながら、
未来のまちづくりへのヒントを共に探りましょう。
本会の見どころ
室町時代から江戸時代へ、京都の町と人の関係に迫る
本会では、1555 年から三条室町を拠点とした千切屋、そのうちの千切屋總左衛門家(千總)に蓄積された古文書にフォーカスします。古文書を通して室町時代より築かれてきた千切屋と三条御倉町地域の関係をひも解きながら、京都の地で培われた町と人との豊かな関係をたどります。
新発見の室町時代の古文書を初公開
近年の調査で新たに発見された、室町時代の古文書を初公開します。資料は三条通の家を売却するための証書で、京都市内としては最古級と考えられます。講演会ではこれらの資料の読み解くとともに、会場に実際の古文書を展示します。その他にも、轅町の活動を示す御倉町に関する文書をご覧いただけます。
永禄四年五月二〇日付沽券状 永禄4(1561)年 千總蔵
元亀元年十一月付沽券状 元亀元(1570)年 千總蔵
会場には、新発見の古文書の他、講演に関する絵画や歴史資料を展示いたします。
祇園社就御修覆御倉町御寄附銀勘定帳 文政2(1819)年 千總蔵
千總が伝える地域の記憶|講演会情報 日時| 2023 年12 月21 日(木) 主催| 千總文化研究所 |