昨年に第一回を開催した現代の日本画家12名による手慣草(扇子)展が今年も開催されています。
今年120周年を迎えました富岡鉄斎や竹内栖鳳ら京都画壇による天井画が現存する宮脇賣扇庵 京都本店2階を会場に、現代日本画からの扇子作品を展示します。
現代の作家と明治の京都諸家都の作品が一堂に並ぶ展覧会をお楽しみください!
【出品作家】
池上真紀・宇野小百合・河本万里子・顧洛水・清水葉月・田住真之介・鳥山武弘・丹羽優太・長谷川雅也・松林莉奈・森萌衣・吉原拓弥
【会場の様子】
(左)宇野小百合さんの作品]/(右)顧洛水さんの作品
丹羽優太さんの作品
所狭しと並ぶ作品はどれも個性があり、色彩や構図に意匠が凝らされています。
骨や扇面の長さなども各作家が自分の作品に合うように選んだとのこと!
手前左のみえるのが吉原拓弥さんの作品。中央の金魚の美しさが目を引きます。
扇子はひだがあり「丸いものを普通に描くと歪んでしまう」が「奥行きを出すこともできる」とし、
構図にこだわったと、作品のポイントを教えていただきました。
現代の作家さんですので、時間が合えば作品を見ながらお話が直接聞けるのも本展の魅力です。
ぜひ足を運んでみてください。
■開 催 期 間 2022年8月23日(火)~8月29日(月)
■時 間 10:00~19:00 (最終日は16時まで)
■会 場 宮脇賣扇庵 本店2階(京都市中京区六角通富小路東入ル大黒町80番地3)
■会 場 H P 扇子の老舗・宮脇賣扇庵|京扇子|京都 六角富小路 (baisenan.co.jp)
■料 金 無料
■問い合わせ 宮脇賣扇庵 Tel:075-221-0181