京菓子展2022「手のひらの自然ー枕草子」
京菓子デザイン公募
※入選作品は京菓子展2022「手のひらの自然ー枕草子」に展示されます。
場や人に合わせて、一つ一つの意匠がつむぎ出される京菓子。京菓子のテーマや情景を小さな世界に作り上げる際には、和歌などの古典文学が、大きな役割を果たしてきました。
8年目となる本年は、千年以上も前に著された清少納言の「枕草子」をとりあげます。四季折々を「春は曙」「夏は夜」と端的に表現した随筆として、親しまれてきました。
目まぐるしく転変する現代。かつてない不安の中に生きる私たちにとって、「枕草子」にうかがえる繊細か観察眼は、見過ごしがちな暮らしを観察するきっかけとして、京菓子の創造の糧となるに違いありません。ぜひご応募ください。
公募要項など、詳しくはhttps://kyogashi.jp/をご覧ください。
京菓子展2022「手のひらの自然ー枕草子」
本 会 場:有斐斎弘道館
特別会場:旧三井家下鴨別邸
会 期:2022年11月1日(火)~15日(火)
主 催:公益財団法人 有斐斎弘道館、旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム
共 催:京都市、公益社団法人 京都市観光協会、古典の日推進委員会
後 援:京都府、京都新聞、一般財団法人大阪デザインセンター
協 力:文化庁 地域文化創生本部、京都ブライトンホテル、株式会社GK京都、バウプラス京都株式会社
京菓子って? 京菓子は平安期の朝廷の礼式、故実に基づいた年中行事の菓子である有職菓子をベースに、江戸期の茶の湯の隆盛により茶席菓子としても発展してきました。厳選された材料、職人の繊細な手技、そしてほんの少しの道具だけで作られる京菓子はまるでアート作品のよう。四季の繊細な色の移り変わり、ぎりぎりまで抽象化されたかたち、銘から広がる無限のイメージ……小さな京菓子は美意識の結晶です。 |
京菓子展特別講座 ※内容等は変更となる可能性がございます。京菓子展HPにてご確認ください。※オンライン配信(無料)も予定 ワークショップ「枕草子をデザインする①」 講座「枕草子とは何か(仮)」 |
公益財団法人 有斐斎弘道館
有斐斎弘道館は、江戸時代を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん/1734-1807)の学問所「弘道館」址に建つ文化的建造物を保存しながら、江戸時代の教養文化を楽しみながら考え、広めていくための活動を行っています。公募展を通して、当時の文化サロンの豊かなネットワークに思いを馳せていただけましたら幸いです。
講座・イベントのお申込みは、有斐斎弘道館まで
TEL:075-441-6662/E-mail:info@kodo-kan.com
※京菓子展関連イベントの参加の有無は、審査に関係ありません。