⼩野元衞氏は染織家・志村ふくみの兄であり、ふくみの芸術精神の形成に⼤きな影響を与えています。⼤正8年に⼩野家の⻑男として⼤阪で⽣まれ、京都第⼆⼯業陶磁器科、お茶の⽔の⽂化学院で学んだのち、画家として独⽴する希望を持ちながらも、結核を患い、志半ばで短い⼈⽣を終えました。命をかけて描かれた仏画の作品からは、強い信念が感じられます。本展では、2020年に⾏った第1回⽬の作品展では展⽰されなかった作品が紹介されます。
⼩野元衞 プロフィール
1919(⼤正8)年 ⼤阪市で⼩野元澄・豊の⻑男として誕⽣
1923(⼤正12)年 ⼤分・佐賀関から近江⼋幡へ移る
1927(昭和2)年 成城学園の⾕騰を中⼼とする昭和学園に⼊学
1938(昭和13)年 京都第⼆⼯業陶磁器科卒業、陶器研究所に⼊学
1940(昭和15)年 東京・⽂化学院美術部に⼊学
1941(昭和16)年 弟の凌(しのぐ)、結核で逝去。
1942(昭和17)年 ⽂化学院をやめて、近江⼋幡へ帰る
1945(昭和20)年 近江⼋幡で終戦を迎える
1947(昭和22)年 結核で27歳で逝去
■⽇時 2022年2⽉11⽇(⾦)〜3⽉1⽇(⽕)12:00~18:00 ※⽔曜・⽊曜定休(祝日は営業)
■会場 アトリエシムラShop & Gallery京都本店 ギャラリー・アトリエシムラ
600-8018 京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2 壽ビルディング2F
■展⽰作品 絵画5点
■問い合わせ TEL:075-585-5953/mail:info@ateliershimura.co.jp