あなたはいくつ知っていますか?――――
近畿地方の陶磁窯を紹介!
令和4年新春展「やきもの巡り2 」
-大阪・兵庫編-
茶の湯に関する企画展示を行う「茶道資料館」では、新春展「やきもの巡り2 ―大阪・兵庫編」が開催中です。
中世以降、日本各地には大小合わせて数百にも及ぶ陶磁窯が誕生したといわれています。しかし、現在一般的によく知られている陶磁窯はそのうちのごく一部です。
本展は、近畿各地で中世から近世に生産されたやきものを中心に、「ご当地のやきもの」を紹介する展覧会シリーズの第二弾。平成29年に開催した第1回「京都・滋賀編」に続き、今回は大阪・兵庫のおよそ20窯が取り上げられます。地域の「やきもの」の歴史的背景とともに諸窯の特徴や魅力を味わってみてはいかがでしょうか。
【左/上】大阪・高槻焼《祥瑞写芋頭水指(永樂保全作)》
【右/下】大阪・古曽部焼《辰砂唐子耳水指(四代五十嵐信平作)》高槻市立しろあと歴史館蔵
【左/上】大阪・吉向焼《黄釉亀置物(初代吉向治兵衛作)》大阪府指定有形文化財(府立大阪博物場旧蔵美術工芸品)大阪府教育委員会蔵
【右/下】兵庫・王地山焼《染付鶴形蓋物》丹波篠山市立歴史美術館蔵
【左/上】〔前期展示〕大阪・桜井里焼《銹絵松樹文茶碗》島本町教育委員会蔵
【右/下】兵庫・珉平焼《三彩鳳凰草花文大皿》兵庫陶芸美術館蔵(田中寛コレクション)※撮影:加藤成文、写真提供:兵庫陶芸美術館
【左/上】兵庫・三田焼《青磁牡丹唐草文透彫香炉》兵庫陶芸美術館蔵 ※撮影:加藤成文、写真提供:兵庫陶芸美術館
【右/下】〔後期展示〕兵庫・丹波焼《焼締獅子形香炉》兵庫陶芸美術館蔵 ※撮影:加藤成文、写真提供:兵庫陶芸美術館
■会 場:茶道資料館 ■会 期:1月7日(金)~4月10日(日) ■時 間:午前9時30分~午後4時30分 ■休館日:月曜日(祝日、3月28日は開館)、 ■入館料:一般700円、大学生400円、 ■呈 茶:一般500円、小学生以下300円 ■お問い合わせ:茶道資料館 075-431-6474 ※ご入場は予約優先制です(予約は同館HPまたは電話にて受け付け)。 |