古来より、人々は暮らしの中の祈りや願い、思いを、身近にいる動物や想像上の動物たちに託してきました。
姿を現すと吉兆とされる瑞獣や、縁起がよいとされる動物をテーマとした作品は、日本の美術にも数多く残っています。
樂美術館で開催中の新春展「瑞獣がくる」では、樂歴代が動物たちをモチーフに制作した作品を紹介。
生き生きとした中に、どこかユーモラスでほっこりとする愛らしさも。
樂歴代の遊び心と、あたたかで柔らかい樂焼きで表現される霊妙な動物たちに癒されてみてはいかがでしょうか。
春新展
「瑞獣がくる」
-樂歴代のふしぎなどうぶつたち-
三代・道入(1599~1656)
≪白樂獅子蓋香合≫
五代・宗入(1664~1716)
≪黒樂茶碗 銘「亀毛」≫
如心斎書付
四代・一入(1640~1696)
≪赤樂獅子香炉≫
不見斎書付
五代・宗入(1664~1716)
≪黒樂獅子香炉≫
一入作赤樂獅子香炉と一双の箱に入る
十代・旦入(1795~1854)
≪緑釉金箔鯱香合≫
◆会 期=2022年1月8日(土)~4月24日(日) ◆時 間=10時~16時30分(入館は16時まで) ◆料 金=一般1,000円/大学生800円 ◆会 場=公益財団法人 樂美術館 ◆主 催=公益財団法人 樂美術館 |
◉関連イベント◉ Zoom de ぎゃらりー・とーく 十五代吉左衞門・樂直入氏によるオンラインでのギャラリートークが開催されます。
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