京都国立近代美術館
エデュケーショナル・スタディズ02:中村裕太「ツボ_ノ_ナカ_ハ_ナンダロナ?」
12月24日~3月7日
ただいま京都国立近代美術館にて、実際に作品に触れて鑑賞することのできる展示を開催中です。
【展覧会内容】 京都国立近代美術館では、見える・見えないに関わらず誰もが楽しめる作品鑑賞のあり方を探る「感覚をひらく―新たな美術鑑賞プログラム創造推進事業」を行っています。 |
【会場風景】
本展は京都国立近代美術館4階のコレクション・ギャラリー内で開催中です。
2020年度第4回コレクション展も一緒にお楽しみいただけます。
まずは石黒宗麿の《壺『晩秋』》が登場します。
本展ではこの作品の新たな鑑賞方法を探っていきます。
台に上にたくさんの壺が並べられています。
この壺は実際に触れるてみることができます。
※触れる体験をする場合は、お近くの係員にお声がけください
壺の中にはそれぞれ八瀬陶窯から発掘された石黒宗麿の陶片が1~4個ほど入っています。
壺の中に手を入れ、優しく陶片に触れましょう。
「ムク_ノ_チヂレ」「コシ_ノ_クビレ」「ヒツジ_ノ_ヨツアシ」…
壺の側面に記された言葉と映像も鑑賞の手掛かりになります。
目で見るだけでなく、実際に触れてみることでより深く作品を味わい、作品について知ることの出来る展示になっています。
また「ABCコレクション・データベースVol.1 石黒宗麿陶片集」のWEBサイトを公開中です。
https://www.momak.go.jp/senses/abc/ishiguro/
中村裕太(Artist)が陶片から読み解いた石黒の陶器作りの文章、安原理恵(Blind)が陶片を触察し言葉にした文章、京都国立近代美術館学芸員(Curator)によるコレクションとのつながりを再構築した文章、それぞれの視点からの読み解き方を紹介しています。
展示と合わせてお楽しみください。
エデュケーショナル・スタディズ02:中村裕太 ツボ_ノ_ナカ_ハ_ナンダロナ? |
※本展のチラシは全四種類!触れて楽しめる加工がしてあるので是非お手に取ってみてください。