3月28日(土)、29日(日)に、ロームシアター京都にて18年ぶりとなる新作パフォーマンス「2020」を発表するアーティスト・グループ「ダムタイプ」。
ダムタイプの創設メンバーである高谷史郎氏は、映像、照明、グラフィック・デザイン舞台装置デザインなどを手がけながら、個人でもインスタレーションやパフォーマンス作品を発表、坂本龍一氏とのコラボレーションでも知られています。様々なメディアやテクノロジーを利用して自然や人間を考察する高谷氏は、日本のみならず世界で高い評価を受け活躍しています。
このたび公開される「DUMB TYPE 高谷史郎―自然とテクノロジーのはざま」は、高谷氏の活動を追った初のドキュメンタリー映画です。
芸術家のドキュメンタリーで定評のあるイタリア人監督ジュリオ・ボアトが、これまで高谷がコラボレーションしてきた音楽家の坂本龍一氏やサイモン・フィッシャー・ターナー、東京都現代美術館「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展のキュレーター長谷川祐子氏らへのインタビュー、そして豊富なパフォーマンスやインスタレーションの映像によって、30年以上にわたって活動を続ける高谷氏の進化と、その創造の原動力を解き明かします。
また今回、本作の公開を記念し、その上映にあわせてダムタイプが所有するパフォーマンスの記録映像を特別に上映することも決定しました。
ダムタイプの傑作パフォーマンスの数々を映画館のスクリーンと音響で体験するまたとない機会となりそうです。
トレーラーはこちらからご覧ください。https://vimeo.com/330734019
【高谷史郎氏】
1963年生まれ。京都市立芸術大学美術学部環境デザイン科卒。84年にダムタイプの創設メンバーとして活動に参加。
98年からダムタイプの活動と並行して個人でも制作を開始し、坂本龍一や中谷芙二子、野村萬斎らアーティストとのコラボレーションも多い。
その作品は世界各国で上演・展示されている。
■作品概要
タイトル:『DUMB TYPE 高谷史郎-自然とテクノロジーのはざま』
監督・編集・脚本:ジュリオ・ボアト
出演:高谷史郎、坂本龍一、長谷川祐子、サイモン・フィッシャー・ターナー、トマ・ドゥラメール、濱哲史、リシャール・カステリ、オリヴィエ・バルザリーニ、平井優子、アルフレッド・バーンバウム
共同脚本:エンリコ・ピトッツィ/製作:レア・バルデ、ピエール=マルタン・ジュバン
2018 年/フランス/55 分/日本語、フランス語、英語/ドキュメンタリー
英題:Shiro Takatani, between nature and technology/配給:ユーロスペース
© Ideale Audience – 2018
■劇場公開日、公開劇場
2020 年2 月29 日(土)より 渋谷・ユーロスペースにて公開
ユーロスペース(渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F) www.eurospace.co.jp
■上映スケジュール
2/29(土)、3/1(日) 21:00『DUMB TYPE 高谷史郎』/ 22:10『Pleasure Life』(終了23:10)
3/2(月)、3(火) 20:30『DUMB TYPE 高谷史郎』/ 21:40『036-Pleasure Life』(終了23:01)
3/4(水)、5(木) 20:30『DUMB TYPE 高谷史郎』/ 21:40『pH』(終了22:46)
3/6(金)、7(土) 20:30『DUMB TYPE 高谷史郎』/ 21:40『S/N』(終了23:06)
3/8(日)、9(月) 20:30『DUMB TYPE 高谷史郎』/ 21:40『OR』(終了22:46)
3/10(火)、11(水) 20:30『DUMB TYPE 高谷史郎』/ 21:40『memorandum』(終了22:55)
3/12(木)、13(金) 20:30『DUMB TYPE 高谷史郎』/ 21:40『Voyage』(終了22:49)
※各回入替制
※古い記録映像のため画質が悪い作品がございます。予めご了承ください。
■入場料金
一般1400 円/大学・専門学校生・会員・シニア1000 円
※『DUMB TYPE 高谷史郎-自然とテクノロジーのはざま』チケット半券提示でダムタイプ・パフォーマンス作品記録映像を900 円でご覧いただけます。
※チケットはユーロスペース劇場窓口またはユーロスペース公式ウェブサイト(www.eurospace.co.jp)で上映の3 日前から販売。(全席指定)
日仏会館ギャラリー(東京都渋谷区恵比寿3-9-25)でも 高谷史郎さんの新作インスタレーション《Toposcan/Tokyo》が展示されています!(〜2/23まで 入場無料) https://www.yebizo.com/jp/program/detail/2020-01-01