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【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポット!vol.107】立命館大学国際平和ミュージアム2階 常設展示室内 パネル・写真展「わたしを ここから だして―オリンピックの「治安対策」の名の下に入管収容所で苦しむクルド難民の現在(いま)―」

【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポット!vol.107】立命館大学国際平和ミュージアム2階 常設展示室内 パネル・写真展「わたしを ここから だして―オリンピックの「治安対策」の名の下に入管収容所で苦しむクルド難民の現在(いま)―」

パネル・写真展
わたしを ここから だして
ーオリンピックの「治安対策」の名の下に入管収容所で苦しむクルド難民の現在(いま)—

日本で暮らすクルド人の姿を通して、日本の難民制度や入管収容所の在り方を考える企画展「わたしを ここから だして―オリンピックの「治安対策」の名の下に入管収容所で苦しむクルド難民の現在(いま)―」が立命館大学国際平和ミュージアムで開催中です。

 

日本の難民認定率は、1%以下。
トルコからきたクルド人については、いまだにひとりも難民認定されていません。
今年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けた準備が進む中、「治安対策」の名目で、帰国できない事情を抱えた人たちが、次々と入管収容所に入れられています。
長期収容と度重なる帰国の強要で心身を病む人も多く、ハンガーストライキなど命を賭した行動に出る人も出てきています。

会場では、難民申請するも認められず、収容されたクルド人の写真展示や、収容所内で入管職員から非道な扱いを受けるクルド人の映像も流しています。また、ジャーナリストが撮影した、トルコで迫害を受けるクルド市民の写真展示、そして日本の難民認定制度についての新聞報道もパネルで紹介しています。

今回、[ことしるべ]読者に向けて、クルド人難民Mさんを支援する会の事務局長・周香織様よりコメントを頂戴しましたので紹介します。
「オリンピックに向けた『治安対策』のもと、難民申請中のクルド人が収容されるケースが増えています。平和の祭典の陰で何が起きているのか多くの人に知っていただきたいです」


展示作品より:トルコ治安部隊によって破壊された家屋の前を歩くクルド人住民。
トルコ東部・ディアルバクル県スル市にて
クルド人写真家レフィク・テキン(NARPHOTOS通信)

パネル・写真展「わたしを ここから だして―オリンピックの「治安対策」の名の下に入管収容所で苦しむクルド難民の現在(いま)―」
◆会  期  2020年1月13日(月・祝)~2月8日(土) 休 館 日 :日曜日
◆開館時間  9時30分~16時30分(入館は16時まで)
◆会  場  立命館大学国際平和ミュージアム2階 常設展示室内
      HP= https://www.ritsumeikan-wp-museum.jp/exhibition/mini/20191205/
◆料  金  大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円)
※ 地階受付で見学資料費をお支払いください。※ ( ) 内は20名以上の団体料金です。※立命館で学ぶ人、働く人は無料です。
◆主  催  クルド人難民Mさんを支援する会
◆共  催  立命館大学国際平和ミュージアム

●関連イベント情報
トーク&トーク「入管に収容されている難民を支援して」
・日時:2月9日(日)14:00~
・会場:大阪聖パウロ教会
    阪急「梅田」駅 徒歩5分・JR「大阪」駅 徒歩7分
    〒530—0013 大阪府大阪市北区茶屋町2-30
・パネラー:
「日本とトルコ、クルド難民のいま」
   周 香織(クルド人難民Mさんを支援する会事務局)
「難民の収容と大阪における難民支援活動について」
   田中恵子(RAFIQ共同代表)
   弘川欣絵(弁護士・大阪難民弁護団)
・参加費:一般1,000円 学生500円
・主催/お問い合わせ先:RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
 http://rafiq-jp.sakura.ne.jp/WordPress/info/2019/12/23/200113event/