京都新聞は、「京都新聞創刊145年記念『~冷泉貴実子が紡ぐ 四季の言の葉~』 冷泉貴実子氏講演会」を、9月28日(土) 午後2時(開場同1時30分)から、京都府立京都学・歴彩館(京都市左京区下鴨半木町)で開催します。
参加者(480人)を募集中です(応募多数の場合は抽選)。
講師は、昨年、京都新聞朝刊1面題字下に掲載された人気連載コラム「冷泉貴実子が紡ぐ 四季の言の葉」の執筆者、冷泉貴実子さん(写真)。
■講師紹介:冷泉貴実子(れいぜい・きみこ) 冷泉家時雨亭文庫常務理事
1947年京都市生まれ。冷泉家第25代為人氏夫人。京都女子大大学院修士課程修了。冷泉家和歌会を指導し、和歌や年中行事の講演も行っている。著書に「和歌が伝える日本の美のかたち」など。
連載に登場した「ことば」についての詳しい解説、和歌に関する基礎知識、紙面で伝えきれなかった思いなど、約2時間にわたる講演です。
参加者には京都新聞オリジナルスクラップブックを進呈します。
また、参加者限定で「和歌の投稿」も受け付けます。優秀作品には、講演時に冷泉さんに講評していただきます。作品は自作のものに限ります。
お題は「月」です。以下は作品例。
秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ (左京大夫顕輔)
冷泉さんよりワンポイントアドバイスをいただきました。
“秋の月を詠みましょう。春の月はおぼろに、夏の月は涼しく見え、秋の月は澄み、冬の月は冴(さ)えます。
三日月、七日月は夕方、西の方角に見え、やがて満月へ向かいます。そして、十六夜月(いざよいのつき)から立待月(たちまちのつき)、臥待月(ふしまちのつき)へ。有明月(ありあけのつき)は明け方東に昇る月です。
澄み渡る秋の月。吹き抜ける秋風や月を映す白露、恋の季節を演出する虫の音、秋の七草とともに詠んでください。月の影とは光のことです。”
希望者は、下記の要領でご応募ください。
日時:2024年9月28日(土)午後2~4時(開場同1時30分)
会場 :京都府立京都学・歴彩館(京都市左京区下鴨半木町・京都市営地下鉄「北山駅」徒歩約4分)
料金 :1,200円(1人、消費税込み)
応募方法 :下記ウェブサイトの専用応募フォーム、またははがきでの応募。
はがきの場合、▽氏名・ふりがな〈2人参加の場合は2人分〉▽代表者の郵便番号・住所▽電話番号▽和歌作品〈投稿希望者のみ、お題は「月」、ペンネーム・雅号の使用可、複数作品可>を記入の上、〒604-8567<住所不要>京都新聞トマト倶楽部「四季の言の葉講演会」係宛てまで。和歌の投稿は必須ではありません。◇応募フォームは こちらから
締め切り:9月9日(月)必着。応募多数の場合は抽選。当選者には案内状を郵送(ウェブ応募者にはメール送信)します。当落の発表は案内状の発送をもって代えさせていただきます。
主催 :京都新聞
問い合わせ :京都新聞COM販売局企画管理部 075-241-6167(平日午前10時~午後5時)