プログラム紹介[きてたのしむ]美術館のどうぶつ園[京都市京セラ美術館]

プログラム紹介[きてたのしむ]美術館のどうぶつ園[京都市京セラ美術館]

「CONNECT⇄ 」~芸術・身体・デザインをひらく~のプログラムとして、映像作家・浦崎力が、障害者支援施設みずのき内の収蔵庫で動物の絵画と出会ったことをきっかけに制作した映像作品を展示します。みずのき絵画教室で生まれた作品の中から動物を描いた作品を選び、それらのイメージを用いたアニメーションで動物園をつくり出します。
京都市京セラ美術館の隣には動物園がありますが、美術館の中にももう一つの “どうぶつ園” を開館します。ぜひお立ち寄りください。

公式ウェブサイト→https://connect-art.jp/program03/


会期:2020年12月3日(木)~20日(日) 10時〜18時 ※入館は閉館の30分前まで
会場:京都市京セラ美術館 エントランス周辺
企画:京都市京セラ美術館
企画協力:一般社団法人HAPS(Social Work / Art Conference)


【作品紹介】
アニメーション映像作品 「みずのき動物園」
原画:岡本由加、小笹逸男、中原安見子、吉川敏明(みずのき美術館所蔵)
映像:浦崎力
音楽:伊藤倫典(シャー クニャークス、ビイドロ)
作品プロデュース:中本真生(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)

【作家紹介】

岡本由加 (Yuka Okamoto)

小笹逸男 (Itsuo Ozasa)

中原安見子 (Amiko Nakahara)

吉川敏明 (Toshiaki Yoshikawa)

いずれも障害者支援施設みずのきの絵画活動「みずのき絵画教室」(1964-2001)に参加し、長年制作を行った。岡本は退所、小笹と吉川は他界、中原は同じ法人の別施設へ転居したため、現在制作はしていないが、みずのき美術館が当時の作品を所蔵、保管し、当時の活動にまつわる資料とともにアーカイブしている。

 

浦崎力(Chikara Urasaki)
1979年生まれ。発表するあてのない漫画、音楽、アニメーションを断続的に制作していたが、2011年末からアニメーションによるPVを細々と発表するようになる。もともと明確な自分らしさを持たない上に、曲を聴いたときに頭に浮かんだイメージの再現を最優先に映像化する方針のため毎回作風が異なるが、一貫して既存の視覚情報を利用したアイデアを多用する傾向にある。

 

伊藤倫典(Michisuke Ito)

東京のミュージシャン。2002年からビイドロのギタリスト&ベーシストとして加入しアルバム4枚のほか多くの作品を発表。2011年からはシャー クニャークスのギタリストとしても活動し作曲も多く手がける。その他ドンマツオ アコースティック グループ、はなしなどでもギタリストやベーシストとして参加し、バンドをこよなく愛し活動している。
 

「CONNECT⇄ 」~芸術・身体・デザインをひらく~についての詳しい情報は下記公式ウェブサイトにてご覧いただけます。

https://connect-art.jp/