今年も地域密着!2020年京都&滋賀スポーツ特集

今年も地域密着!2020年京都&滋賀スポーツ特集

いよいよ東京五輪・パラリンピックの年。京都・滋賀でもムードが高まる中、京都新聞では今年も地域に寄り添ったスポーツ事業を展開していきます。


かがやく汗が京都を彩る。
◇皇后盃 第38回全国女子駅伝
1月12日(日)午後0時30分スタート!​

「皇后盃 第38回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」(日本陸連主催、京都新聞、NHK共催、村田機械協賛)は1月12日午後0時30分に号砲が鳴る。たけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に国立京都国際会館前を折り返す9区間42.195㌔のコースで行われる。
実業団、大学、高校、中学と幅広い世代の女子ランナーが、故郷の期待を背に都大路を駆ける。東京五輪に向け、第一線のランナーの走りに注目が集まる。
同スタジアムの周辺では、全国各地の自慢の郷土料理が楽しめる「ふるさと屋台村」や、小学5・6年の女子児童が2人一組でたすきリレーする「少女ミニ駅伝」なども開かれる。

★大会ホームページはこちら


自然を駆け抜けよう!
◇BIWAKOクロカン2020
2月9日(日) 滋賀県希望が丘文化公園

豊かな自然を駆け抜ける「BIWAKOクロカン2020」が2月9日、滋賀県希望が丘文化公園で開催される。1989年に始まった「全日本びわ湖クロスカントリー大会」に加え、昨年から「全国中学生クロスカントリー選手権大会」も同時開催となった。
欧州やアフリカなどのトップランナーたちは普段からクロスカントリーで走力を鍛えている。日本陸連も以前から中長距離走選手の強化策として重視。これまでにも多くの選手がこの大会に挑戦してきた。軟らかく起伏に富んだ芝生の上を走ることは、トラックやロードよりも脚力が必要とされる。バランス感覚も重要になるため、近年ではトレーニングの一環として注目を集めている。
全国屈指の広さを持つ全面天然芝のコースで実施。全11種目あり、小学4年生から市民ランナーまで幅広い世代が集まる。
表彰式のプレゼンターは元五輪選手で陸上女子1500㍍日本記録保持者の小林祐梨子さんが務める。大会後にはランニング教室も予定されている。
会場では地元観光協会などの協力を得て、湖国ゆかりの飲食が味わえる「滋賀グルメほかほかフェス」を実施。今年は約20店舗に拡大して大会を盛り上げる。

★「ことしるべ」でのイベント紹介ページはこちら
エントリーは1月5日午後11時59分までです!


女性による女性のためのスポーツの祭典
◇京都女性スポーツフェスティバル
総合開会式 4月4日(土) 京都府立山城総合運動公園体育館

「2020京都女性スポーツフェスティバル」(京都女性スポーツの会、京都府、京都新聞主催)が4月4日、山城総合運動公園(太陽が丘)体育館での総合開会式を皮切りに開催される。毎年千人以上が参加し、各競技団体がチームごとに色鮮やかなユニホームを着用しての入場行進で会場は一気に華やぐ。
今年で31回目となる同フェスティバルでは、バレーボール、ソフトテニス、テニス、バドミントン、ソフトボール、卓球、なぎなた、ボウリング、ペタンク、バスケットボール、ホッケー、スキー(来年2月実施予定)、弓道、剣道の計14競技の大会がそれぞれ5月上旬までの約1カ月間、府内各地で行われる。
競技だけでなく運営も女性が行う府内最大の大会で、全種目合わせて5000人超の参加者が熱戦を繰り広げる。勝敗を競い合うことはもちろん、生涯スポーツとしても楽しむ女性たちがそれぞれの大会会場で生き生きと活躍する。


京都の学童軟式野球の頂点を競う
◇全京都学童軟式野球大会
第49回春季大会 3月20日(金)~4月5日(日)

春と夏に行われる「全京都学童軟式野球大会」は府内最大の学童軟式野球大会で、「中信杯」の愛称で親しまれる。昨夏は学童の部159チーム、小学4年生以下のジュニアの部45チームの選手約3100人が参加し、京都の頂点を競い合った。
大量の点差をひっくり返す逆転劇や、手に汗握る一進一退の攻防。球児たちの全力プレー、培われたスポーツマンシップは見る者を熱くする。今年も数多くのドラマが生まれそうだ。
1969年に始まった本大会は、全国に先駆けて肩肘検診を義務付けるなど、選手の安全面への配慮にも取り組んできた。近年では女子選手の活躍も目立つようになり、主将で4番を務めることもある。時代が変わっても野球を心から楽しみたい少年少女たちに、今年も最高の舞台を用意している。


トッププレーヤーを目指して
◇京都少年サッカー選手権 U-12リーグ

「セレマカップ第53回京都少年サッカー選手権・U-12リーグ」は4月に開幕する。京都府内の約120チームが参加し、優勝を目指して元気いっぱいに熱い戦いを繰り広げる。
大会は8人制で行われる。力の近いチームを同じリーグに集め、前後期入れ替え制で実施。競り合った試合が多くなることで、技術・体力・精神力の強化が期待できる。今年は、東京五輪・パラリンピックも開催され、トッププレーヤーを間近に見られる機会が増える。選手たちは大いに影響を受けながら、大会に臨む。