表千家北山会館で開催中の特別展「茶の湯への誘い」の関連企画として、「茶の湯体験」が開催されました。

表千家北山会館では、特別展「茶の湯への誘い」が開催中です。

本展では、千利休によって新たなわび茶の道具が見いだされた背景と歴史から、茶の湯の正式なもてなしである茶事の中で実際にそれらの道具がどのように用いられ、そこにどのようなこころが込められているかを、分かりやすく紹介しています。茶の湯が我々の生活と身近であることを感じられる茶の湯入門といった展示になっています。

展覧会の詳細はコチラ http://event.kyoto-np.co.jp/event/kitayamakaikan2019.html
 

このたび10月5日に、茶の湯にふれて親しんでいただくことを目的に「お茶を点てる体験」が開催されました。

この体験会は、表千家京都青年部の協力により開催されており、まず講師によるお道具類の説明と実演が行われました。その後、約20人の参加者は思い思いにお茶を点て、自らが点てたお茶を味わっていました。「自分で点てたお茶は美味しい」などの声があがる中、会は終始和やかな雰囲気で進められました。

今回、親子3人で参加された大学生の中澤伽音さんは「初めてお茶を点てました。映画『日日是好日』を見て興味を持っていたので、よい機会でした。背筋が伸びる思いで、今後も機会があればやってみたい」と語っていました。

体験会は10月13日、20日、27日、11月4日、16日(各日11時~、13時~、14時~ 所要時間約40分)にも開催が予定されています。
申し込みおよび問い合わせは、表千家北山会館(電話075-724-8000)まで。

ぜひご参加ください。