「第48回日本伝統工芸近畿展」受賞作品の見どころを聞きました! 《新人奨励賞》青海編み花籃「球根」

*作家・佐野 佳代子さんから作品についてコメント*                                                                                         

球根が内包する可能性に満ちたエネルギー、縦と横の竹ひごそれぞれの弾力を反発させながら編み上げることにより、発芽時の一瞬の膨張や微動を表現しています。

「現在とは異なる何かへの変化」という義務のような欲求を精神的活力とし、先人がたの偉大な技の習得を志しています。
伝統的技術と自分らしいアイデアとを融合させ幾重にも奥行きのある表現ができるよう、もがきながら一層真摯に取り組んで参ります。                  

佐野さんのお話をもっと聞きたい方は、5月26日(日)午前11時からの「特別企画 受賞作家が自作を語る」にもぜひご参加ください。