出品作家によるギャラリートーク 3

出品作家によるギャラリートーク 3

自作「落日」を語る、西田鳩子さん。
母校の小学校で今は使われていない校舎の脇に咲いている向日葵を描いた作品。
西田さんご自身も向日葵が大好きなのだそうです。

自作「懐かしさが聞こえる記憶の破片」を語る、山名しおりさん。
山名さんの作品の特長は、一度完成した作品を切り取り、再度構成して制作している点。
完成した作品を再度構成し直すことで「客観性」を意識しているそうです。

自作「白昼夢」を語る、早田栄美さん。
描かれている女の子は、早田さんの妹さん。その後ろのうさぎも飼っているうさぎをモチーフにされたそうです。


このように出品作家から、自作の作品へ込めた思いや、こだわりなどをお話いただきました。
竹内先生は終始、「次の絵が楽しみな作品だね」「これからはどのような絵を描きたいと思っている?」と出品作家のこれからの作品に期待されているようでした。
本展は、来年第5回展を迎えます。「続 京都日本画新展」が、日本画を志す若手作家たちのこれからを応援する一助となれば幸いです。  以上